Sales Markerは5月2日、25卒就活生を対象とした「セールス」に対するイメージ調査の結果を発表した。同調査は4月4日~5日、2025年卒業の就活生(21~23歳)109名を対象に、インターネットで実施した。
セールス職に対するイメージを尋ねたところ、「かなりポジティブ」と「ややポジティブ」の合計が41.2%、「ややネガティブ」と「かなりネガディブ」の合計は46.8%と、ネガティブ寄りのイメージが若干上回った。単体で見ると「かなりポジティブ」が7.3%に対し、「かなりネガティブ」は2倍以上の16.5%となっている。
「かなりポジティブ」「ややポジティブ」と回答した人にその理由を聞くと、「コミュニケーション能力が身につくから」(62.2%)が最も多く、「自分に自信がつきそうだから」(33.3%)、「直接感謝される仕事だから」(31.1%)と続いた。
「かなりネガティブ」「ややネガティブ」と回答した人の理由は、「ノルマや目標が厳しいから」(70.6%)が最も多く、以下、「精神的にもストレスがかかりそうだから」(60.8%)、「無理な営業をしなければならない印象があるから」(47.1%)となった。
セールス職に興味があるか尋ねると、36.7%が「非常にある」「ややある」、63.3%が「あまりない」「全くない」と答えた。セールス職への興味がある人に、セールス職に対して求めることを聞くと、55.0%が「適切なワークライフバランス」、52.5%が「収入の安定性や高さ」、50.0%が「福利厚生の充実」と答えた。
AIやデータを活用した成果の出しやすい環境が整っており、顧客から感謝される機会が多いセールス職であれば、志望度が上がるか尋ねた。セールス職への興味がある人は、25.0%が「かなり上がる」、57.5%が「やや上がる」と答えた。
一方、セールス職への興味がない人は、1.5%が「かなり上がる」、24.6%が「やや上がる」と答えた。合わせると約3割が上がると回答している。