ASUS JAPANは5月8日、クリエイター向けブランド「ProArt」新製品として、4K解像度の15.6型ポータブルディスプレイ「ProArt Display PA169CDV」を発表した。同日から予約を開始し、5月10日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は175,320円前後の見込み。
ProArt Display PA169CDVはWacom電子カルテ技術を内蔵し、付属のProArtペンで高精度の描画ができるポータブルディスプレイ。特徴として4K UHDパネルの採用や、最大400ニットの明るさ、sRGB 100%、Rec.709 100%、VESA DisplayHDR 400認証の取得などがあり、明るく鮮明な表示が行える。ProArtペンはバッテリー不要のWacom EMR(電磁誘導方式)テクノロジーを採用し、4,096レベルの筆圧検知と傾き検知に対応する。
本体側面には、独立した物理ダイヤル「ASUS Dial」(ダイヤルキー)を装備し、画像のズームイン/ズームアウト、ブラシサイズの変更といった描画をダイヤルで操作できる。このほか、Adobeソフトウェア、DaVinci Resolve、Clip Studio Paintなどのアプリに対応するバーチャルインターフェース「ASUS Control Panel」も利用可能だ。
ProArt Display PA169CDVの主な仕様
- パネルサイズ: 15.6型
- 最大解像度: 3,840×2,160
- 視野角: 水平178度/垂直178度
- 最大輝度: 500cd/平方メートル
- コントラスト比: 1200:1
- 応答速度: 10ms(GTG)
- 入力・出力: USB-C×1(DP Alt Mode)、HDMI(v2.0)×1 ※別途電源用USB-Cポート搭載
- 本体サイズ: 37.0×23.7×1.2cm(スタンド含む)
- 重さ: 約1.07kg