JR東海は7日、ゴールデンウィーク期間(4月26日から5月6日まで)の利用状況について発表した。東海道本線などを経由する寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」について、期間中の輸送量は約7,000人で前年比106%、コロナ禍前の2018年比は102%だった。

  • 寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は多客期(お盆期間、年末年始期間、ゴールデンウィーク期間)に好調な利用状況を維持している

東京~高松・出雲市間で運転(東京~岡山間で併結運転)される寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は近年、お盆期間や年末年始期間、ゴールデンウィーク期間に好調な利用状況を維持しており、コロナ禍前の2018年度を上回る輸送量となることも多くなっている。

今年度のゴールデンウィーク期間も、定期列車の「サンライズ瀬戸・出雲」に加え、臨時列車の「サンライズ出雲91・92号」を東京~出雲市間で計4本(上下各2本)設定。JR東海の発表によれば、ゴールデンウィーク期間中、東海道本線静岡~浜松間で合計約7,000人が「サンライズ瀬戸・出雲」を利用したという。昨年度に続いてコロナ禍前を上回る利用状況となった。