女優の石原さとみと、アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也がこのほど、テレビ朝日系ドラマ『Destiny』(毎週火曜21:00~)の取材に応じ、それぞれの魅力を語り合った。
イケメンという言葉を軽く感じてしまう
この直前に行われたオンラインファンミーティングで、亀梨の不意なイケメン仕草が話題になったが、「優しさや思いやりの部分からくるイケメン度が高い方だなとすごく思います」という石原。石原の事情で、あるシーンの撮影を延期しなければならなくなった際、亀梨から「あそこのシーンは、時間が経ってから撮りたかったから良かった」と言われ、石原は「何その優しさ…」と驚いたそう。「“すいません”って気持ちがあるのに、逆に“ありがとう”みたいな感じのことを言われて、イケメンって言葉が軽く感じるぐらいの感覚ですよね。そういうことがたくさんある方です」と印象を述べた。
さらに石原は、亀梨がいつもラムネやチョコレートを食べているのが気になっていたそう。これについて、亀梨が「(役で)胆嚢がんになって、あまり体調が優れない話になっていくので、見た目的にも(体重を)落としていきたいと思って、食事を結構制限してたんです。なので、ラムネとかチョコとかで耐えてました」と真相を明かす。
石原は「そうなんですね! すっごい好きなんだなと思って(笑)。だから私も亀梨さんになろうと思って、同じチョコとラムネを買って他の現場ですごい食べてるんです(笑)」と苦笑いしたが、亀梨は「ラムネとかは集中したいときにいいんですよ」と、ここでもイケメンな優しいフォローを入れていた。
あざとさがありつつ、いやらしさがない
一方の亀梨は、石原の印象について、「かわいいっていうのは日々感じますよ。それに、長年こうやって一線で活躍されていることが本当に腑に落ちます。現場でのあり方であったり、作品に向ける熱量であったりに、心地よさがありましたね。メリハリの素晴らしさもあって、瞬発的に必要とされるエネルギーに対しての向き合い方と抜け方の緩急がすごいです」と絶賛。
石原が「1話で、2人が部屋でキャッキャやるシーンがあって、それを亀梨さんがモニターで見てるんですけど、ずっと“さすがだな”とか言ってて(笑)」と評していたことを話すと、亀梨は「お芝居で(役の)真樹として受けてるから、亀梨の感覚に戻ってモニターを見たときに、“やっぱすげぇな”と思って。石原さんは男性目線から見て“かわいい”とか“きれい”とかあるけど、女性の方たちからもそういう声がすごくたくさんある方じゃないですか。それが本当に納得できるんです。何て言ったらいいのかな…すごいんですよ(笑)。ちゃんとあざとさもありつつ、いやらしさがないというか、なんかもうすごいんです(笑)。それを俺はお芝居で間近で受けてるんだけど、亀梨で受けられなかったのがもったいないなと思って。(本番前の)テストのときは2割くらい亀梨残して芝居しとけば良かったなと思うくらい、すごいんですよ」と“すごい”を連呼し、石原は「何なの!?(笑)」と赤面していた。
きょう7日には、第1部完結となる第5話が放送。亀梨は「最終回に向けてもうひとつ、ふたつ大きな流れが生まれる中でのスタート地点にもなるので、ここはしっかり楽しんでいただけたらより一層作品を深く楽しんでいただけると思います」、石原は「亀梨さん演じる真樹と、安藤政信さん演じる貴志と、奏(石原)が3人そろうシーンがあるんです。ヒヤヒヤなんですけど(笑)。1部が完結する中で、後半戦に向けて勢いづくところで重要になってくるので、見てほしいですね」と呼びかけた。