大鵬薬品工業は、「職場での飲み会に関する意識調査」結果を4月24日に発表した。同調査は、2024年2月16日~19日の期間、普段お酒を飲む/職場の飲み会に参加している20代~60代の男女600人を対象に、インターネットを用いて行われた。

  • 職場での飲み会に関する実態

飲み会に対して人々はどのように考えているのかについて調査したところ、78.0%が人間関係において飲み会が必要だと感じていることが明らかになった。飲み会は大切なコミュニケーションの場として捉えられていることが改めてわかった。

次に、飲み会の際、上司や部下に対してそれぞれ最も気を使っていることを尋ねると、上司に対して最も気を使うことの1位は「礼儀作法やマナーが間違っていないか」(23.8%)となり、コロナ禍で飲み会が少なかったことが要因ではないかと同社は考える。一方で部下に対して最も気を使うことの1位は「楽しめているか」(22.3%)という結果になり、上司と部下で気を付けているポイントが異なることが分かった。

  • 東日本と西日本での飲み会に関する実態比較

東日本と西日本で飲み会の望ましい終了時間を尋ねると、どちらも21時が最も望ましいと回答。しかし、東日本と西日本で2番目に多かった回答では、東日本は「20時」(24.0%)が多い一方で、西日本では「22時」(20.3%)が多い結果になった。

さらに、飲み会で飲むお酒の杯数についても尋ねると、東日本と西日本でそれぞれ一番多かった回答を比較すると、東日本は「3杯」(27.7%)に対して、西日本では「5杯」(25.7%)という結果に。

部下に対して最も気を使うことについては、東日本と西日本共通して1位に「楽しめているか」があがったものの、東日本の2位以降は「発言がハラスメントにあたらないか」(14.7%)、「支払いに負担をかけていないか」(11.0%)に対して、西日本の2位以降は「話題が適切であるか」(11.7%)、「発言がハラスメントにあたらないか」(10.3%)という結果になった。

  • 飲み会後の下痢に関する実態

飲み会後の体調の変化について調査したところ、飲み会の翌日に下痢になってしまった経験がある人は、85.3%という結果になり、多くの人が飲み会の翌日に下痢に悩まされた経験があることが判明した。しかし、下痢になってしまった際に対処を行ったことがあるか尋ねると、「特に対処はしなかった」(33.8%)と回答する人が最も多い結果になった。

これまで下痢止め薬を使用したことがない人に、理由を尋ねると、最も多い回答は「購入するのが面倒だったため」(34.8%)で、続けて「効果があるか疑わしいため」(25.4%)「お腹に優しくないイメージがあるため」(20.4%)という結果になった。

また、下痢止め薬を使うとしたらどのような効果や特徴があるものがよいか尋ねると、最も多い回答は「整腸作用のあるもの」(37.8%)となり、次に「下痢を止める効果が高いもの」(35.0%)、「水なしで飲めるもの」(29.7%)という結果になり、下痢を止める効果が高いものではなく、整腸作用の効果を気にする人が多いことがわかった。