プレミアムウォーターは、「食品ロスに関する意識調査」の結果を4月22日に発表した。同調査は、2024年3月29日~4月4日の期間、19歳以上のプレミアムウォーター契約者3,752人を対象にインターネットを用いて行われた。
食品ロスの認知度は98.1%に上り、ふだん食品ロスを意識して生活している人は93.2%に上る一方、家庭で食品ロスが発生しているのは63.8%という結果になった。意識はしているものの、思うように対策ができていない人が多数見られた。
また、家庭で食品ロスが発生する頻度は「月1〜2回程度」が最多で41.1%。一方、全体の44.5%は「週1回以上」食材・食品を捨てていると回答した。
食品ロスが発生している人のうち、普段よく捨ててしまうもの1位は「野菜の皮や芯」で72.5%。2位は「傷んでしまったもの」(67.0%)、3位「消費期限が切れたもの」(46.7%)と続き、約7割が傷んだ食品を捨ててしまっていることが判明。
さらに、「食べ残し」をよく捨ててしまうものにあげている人は4割以上という結果に。本来は食べられるはずの料理が捨てられるケースも少なくないことが明らかとなった。
食品ロスが発生している人のうち、捨ててしまう頻度が高い食材・食品について聞いたところ、85.1%が「野菜類」と回答。続いて「調味料」が2位にランクイン。5人に1人以上は「肉・魚」をあげたものの、大半は「野菜類」の食品ロスが多い結果となった。
子どもがいる人を対象に、自身の子どもが食品ロスという言葉を知っているか聞いたところ、80.4%が知っていると回答した。
続いて、家庭で子どもに食品ロスについて教育しているか尋ねたところ、64.5%が「教育している」と回答。具体的に実践していることは、1位「食べ残しをしない」が約8割に上り、2位「賞味・消費期限に気を付ける」、3位「必要なものだけ買う」がランクインした。「食べられる箇所は全て調理する」と回答した人は16.8%にとどまった。