5月の注目大会は、何と言っても兵庫県・神戸市で開催される陸上競技の「世界パラ陸上」だ。パラ陸上界の現役レジェンドをはじめ、パリ2024パラリンピックでメダルが期待される選手が多数エントリーしており、世界トップの試合を観戦できるチャンスを逃すわけにはいかない。そして、トップパラアスリートが集うトライアスロン、水泳は神奈川県・横浜市で開催される。8月のパラリンピックで活躍が期待される選手たちの名前と顔をチェックしてみてはいかが。
各大会のスケジュールはこちらでチェック!
【2024年5月のパラスポーツ注目大会】
1.代表内定選手も出場する国内最高峰の大会
【水泳】2024ジャパンパラ水泳競技大会
2.初夏の横浜を舞台に世界のトップ選手が集結
【トライアスロン】ワールドトライアスロンパラシリーズ(2024/横浜)
3.パラリンピックに次ぐビッグイベントが日本初開催!
【陸上競技】神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会 代表内定選手も出場する国内最高峰の大会
【水泳】
2024ジャパンパラ水泳競技大会
身体障がい、視覚障がい、知的障がい、聴覚障がいの選手が一堂に会する国内最高峰の大会。WPS(世界パラ水泳連盟)公認大会として行われ、国際主要大会と同じように、午前に予選、午後に決勝が予定されている。パリパラリンピックの日本代表に内定している選手も多数出場する予定で、パラリンピックでメダルが期待される選手たちの泳ぎは必見だ。YouTube配信も予定されている。
注目選手:辻内彩野、日向楓、川渕大耀 など
開催日:2024年5月3日(金・祝)~5日(日・祝)
開催場所:横浜国際プール(神奈川県横浜市)
入場料:無料初夏の横浜を舞台に世界のトップ選手が集結
【トライアスロン】
ワールドトライアスロンパラシリーズ(2024/横浜)
3月に行われたデボンポート(オーストラリア)に続く、2024年のワールドパラシリーズ第2戦。横浜での開催は、今回で世界最多の7度目となる。パリパラリンピックにつながるポイント獲得対象大会の重要なレースであり、世界トップ選手が上位を目指して火花を散らす。大会と同日開催の「Yokohama Triathlon Festival(ハマトラFES)」では、キッズエリアが新登場。子どもから大人まで、競技観戦と一緒に、一日まるごと楽しめる要素が満載だ。
注目選手:秦由加子、宇田秀生、谷真海 など
開催日:2024年5月11日(土)、12日(日)
開催場所:横浜市山下公園周辺特設会場(山下公園スタート・フィニッシュ)(神奈川県横浜市)
入場料:無料 パラリンピックに次ぐビッグイベントが日本初開催!
【陸上競技】
神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会
2度の延期を経て、いよいよ神戸大会が5月17日に開幕。約100の国と地域から、およそ1,300人の選手が集まり、世界一の称号をかけて熱戦を繰り広げる。パリパラリンピックの出場を狙う日本代表選手のうち、これまで好成績を出していない選手は、国の出場枠獲得ラインの2位以内を目指して全力で挑む。手に汗握る興奮を味わいに、ぜひスタジアムへ。
☆世界パラ陸上競技選手権大会に関するトリビアはこちら!
注目選手:唐澤剣也、山本篤、村岡桃佳 など
開催日:2024年5月17日(金)~25日(土)
開催場所:神戸総合運動公園 ユニバー記念競技場(兵庫県神戸市)
入場料:【一般前売販売】A席800円、S席1,800円 ※現地販売(当日のみ)は価格が異なります。こども(小学生~高校生)、障がい者割引の販売、および団体販売あり。詳しくは、世界パラ陸上公式チケットのWEBページをご確認ください。
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※各大会の出場選手は未定です。ここでは現時点で出場が見込まれる選手を注目選手としてピックアップしています。
text by TEAM A
photo by X-1