パーソルキャリアが運営は4月24日、「2023年度 業種版 決定年収レポート」を発表した。
同レポートは、2019年4月~2024年3月の期間、転職サービス『doda』のエージェントサービスで転職した利用者のデータをもとに、2019年度から2023年度の決定年収の推移に加え、15業種別に2023年度と2022年度を比較し決定年収の上昇幅をランキング形式で抽出している。
2019年度から2023年度の決定年収の推移をみると、5年間で32万円アップした。最も増加した業種は、「金融」(+62万円)だった。
2023年度に転職した人に、決定年収の変化について尋ねたところ、58.5%が「増加した」、40.4%が「減少した」、1.1%が「変わらなかった」と答えた。
業種別の決定年収上昇幅ランキング(2023年度・2022年度比較)の1位は、「外食」(+29万円)だった。2022年度は395万円のところ、2023年度は424万円にアップしている。2位は「エネルギー」(+17万円)で、2022年度は497万円のところ、2023年度は514万円にアップした。
3位は「運輸・物流」(+12万円)。2022年度は443万円だが、2023年度は455万円にアップしている。
15業種の中で、唯一減少したのは15位の「旅行・宿泊・レジャー」(-6万円)だった。2022年度は412万円だが、2023年度は406万円にダウンしている。