京浜急行電鉄は、5月1~31日の1カ月間、大師線沿線で川崎大師平間寺大開帳奉修の記念企画を実施すると発表した。記念乗車券の発売、記念ヘッドマーク付き列車の運転などを予定している。
川崎大師平間寺の大開帳奉修は、江戸時代から10年に1度執り行われている行事。今回の記念企画は、大開帳奉修の周知と、川崎・川崎大師エリアの魅力発信を目的に実施される。
5月1日から、硬券に縦書きで発駅・着駅を記した乗車券5枚組み「川崎大師大開帳 記念乗車券」を販売。2,000セット限定で、このうち1,000セットはオリジナルの御朱印帳を付けて販売する。記念乗車券のみの販売額は1,500円、記念乗車券と御朱印帳のセットは3,000円。川崎大師駅で取り扱う。
大師線で運行する600形のうち3編成は、先頭車両と最後尾車両にダルマをモチーフとした記念ヘッドマークを掲出し、5月1日から1カ月間運行する。5月3~6日、5月11~12日、5月18~21日、5月25~31日の計17日間、川崎大師参拝客の便宜を図り、大師線を日中6分間隔の臨時ダイヤで運行する。
5月25日には、街歩きイベント「タウントレック」を実施する。川崎競馬場をスタート・ゴールとし、川崎の「街の楽しさ」が詰まったチェックポイントを巡って得点を競い合うゲーム感覚のイベントで、ネット上にて参加者の受付を開始する。