新入社員が入社してきて早1カ月。Z世代の飲み会に関する価値観が度々話題になりますが、実際のところ今の新社会人はどのようなイメージを抱えているのでしょうか?

お酒を飲む人も、飲まない人もいろいろな選択肢がある飲み会。乾杯すればお酒もノンアルも関係なくみんなで楽しめるはず!

今回は、編集部にジョインした2名の新社会人とアラサー先輩編集部員で集まり、飲み会に対する価値観や楽しみ方、飲みの場での悩みなどを聞いてみました。

そもそもお酒や飲み会は好き?

――これから飲み会の機会が増えていくということで、新社会人の2人に飲み会の悩みなどを聞けたらと思うのですが、そもそもお酒は好きですか?

Iさん:お酒は全然飲まないです。会社の飲み会だと飲みすぎて後々ご迷惑をかけるのが忍びないので、大体ソフトドリンクなんですけど、友達と行く時はお酒を飲みます。

Sさん:お酒好きですね。平日は毎日缶ビールを1本飲んでます。飲み会だと最初は絶対ビールで、その後はレモンサワーとか飲みたいものを飲みます。ただ、強いわけではないです。

――これまでに社内の飲み会に参加したことはありますか?

Sさん:まだ機会がなくて。嫌な意識はないんですけど、上の人とかがいらっしゃったら、ビールを早く注がなきゃとか、グラス空いてないかとか、注文取らないとみたいになっちゃうので、それだと酔えなくて……。

Y先輩:酔いたいが1番強いんだ(笑)。酔ったらちゃんと注文できないもんね。

社内の飲み会の価値観は?

――最近では、職場の後輩を飲みに誘うのもハラスメントに気を使う時代ですが、先輩に飲みに誘われたら率直にどう思いますか?

Iさん、Sさん:……人によりますね。

O先輩:同期同士だったら行く?

Iさん:同期でも人を選びますね。つまらない人と行ったらそれこそ時間の無駄じゃないですか。

Y先輩:頼りになる先輩に誘われたらあり?

Iさん、Sさん:行きます!

O先輩:そんな仲良くない人やおじさんとかに「飲み代だすよ」って言われたら行く(笑)?

Iさん:おじさんかどうかは全然なんでもよくて、自分が好きかどうかで決めます。お金を出してくれるのは嬉しいですけどね(笑)。

――お金ではなく過ごす時間……いわゆる「タイパ」と呼ばれるものですね。飲み会は何人くらいが理想ですか?

Sさん:4~5人くらいですかね。

Iさん:私も同じくらいです。多すぎると気を遣ってしまうので、話しやすい先輩や同期4~5人が理想です。

飲みの場のマナーはどう思う?

――会社の飲み会にはマナーやルールがありますよね。それについて思うことはありますか?

Sさん:やっぱり社会人1年生だから、お酒を注ぐとか注文を取るとかいろいろなマナーがあると思うんですけど、人によっても違うと思うし、公式なマナーがどれかわからないので、どうしたらいいんだろうってずっと悩んでいます。

Iさん:焼肉で網が焦げないものから焼くとかは理由があるので、それに納得できたらそういうもんだなって思って素直に従うんですけど、「どう考えても理不尽じゃない?」っていうところに「は?」ってなっちゃいます。

O先輩:どういうのに理不尽だと思う?

Iさん:それこそ、ビールを注ぐのとか、正直こっちは給仕係じゃないから「なぜ私があなたたちの酒の量をマネジメントしなきゃいけないんだ」という気持ちになります。

Y先輩:酒のマネジメントは自分でやることだよ。タイムマネジメント自分でやってねって(笑)。

Iさん:最後のなんかちょっと残ったのは入れちゃいけないとか、もったいないと思うんですよ。飲むなら最後まで飲んでほしいっていう気持ちにはなります。

乾杯の一杯、何を選ぶ?

――今、一杯目を注文する時、どう注文していますか?

Y先輩:「ビール以外の人?」って昔に比べて聞かなくなった気がする。

O先輩:あまりないですね。「何飲みますか?」って1人ずつ聞いていくみたいな。Iさんは一杯目でお酒を飲むこともある?

Iさん:私は苦いものが苦手で、ビールが一切飲めないので……。大体ウーロンハイとかレモンサワーとかですね。Sさんはビールだよね?

Sさん:もちろん大好きなビールです(笑)。

――「とりあえず生」や無理してビール飲まなきゃっていう文化はなくなったんですね。今手元にお酒とノンアルを用意したのですが、乾杯の一杯で飲むとしたらどれを選びますか?

Iさん:私は「のんある気分」ですかね。ノンアルコールで飲みやすいので。

Y先輩:なんとなくわかってはいるけど、Sさんは?

Sさん:「ザ・プレミアム・モルツ」一択です(笑)。

O先輩:だよね(笑)。じゃあ、2人もOKしてくれたことだし、このメンバーで今度飲みに行こっか。

Sさん:行きたいです!

Iさん:ぜひ! その時に仕事のことも飲み会のことも、いろいろ教えてください!


とりあえずビールで乾杯! から、お酒でもノンアルコールでも、自由に選んで楽しめる飲み会へと時代は変化しているよう。お酒を飲む人も、飲まない人も一緒にお酒の場を楽しめば、より懇親が深まるかもしれません。

※撮影に使用した商品はサントリーより提供いただきました