東急不動産は5月17日、ホテル「nol hakone myojindai(ノル ハコネ ミョウジンダイ)」を箱根登山鉄道「箱根湯本」駅から車で約20分の立地に開業する。
同ホテルは、同社が1993年に開発した会員制ホテル「東急ハーヴェストクラブ箱根明神平」を改装し、ホテルブランド「nol」として、リブランドオープンするリゾート施設。京都市中心街で営業中の「nol kyoto sanjo(2020年11月開業)」に続き、nolブランドとしては2店舗目の展開となる。
ロビーラウンジは素朴で優しい風合いで設えたデザイン空間にリニューアル。森に囲まれたくつろぎを建物内でも感じることができ、雄大な山々を眺める中庭とともに、やすらぎのひと時を過ごすことができる。
地元食材を中心に使用した健康志向のイタリアンレストランでは、心と身体を整えるをコンセプトに地元野菜を多用したシェフ自慢のスペシャリテが楽しめる。
自家源泉・箱根十七湯のひとつである宮城野温泉を引湯した露天風呂付温泉大浴場とサーマルプールを用意。温泉をつかった温かいサーマルプールは、昼と夜で異なるシーンを演出するくつろぎのプールへと生まれ変わった。各種サウナとプールから繋がるウッドデッキでは、自然を感じてリラックスした時間を過ごすことができる。
ロビーから東西に翼を広げるように伸びた客室棟では、1階には信楽焼の温泉露天風呂付客室を、2階には2名利用に適した客室から、4人まで一緒に宿泊できる客室、さらにペットと共に宿泊できる全6タイプ・39室の客室を用意している。客室デザインは、落ち着いた木目とベージュトーンのカラースキームの中に、柔らかな曲線形状壁やアートがアクセントとなっており、温かみのあるアンビエント照明と信楽焼温泉露天風呂付の客室では自然の中に溶け込むようなくつろぎ体験が楽しめる。