JR東海は、自転車を解体せず列車にそのまま乗り込めるサイクルトレインの実証実験を5月26日に身延線で初めて実施すると発表した。これに合わせ、特急「ふじかわ」に自転車を解体せず持ち込めるサービスについても同じ日に実証実験を行う。
身延線サイクルトレイン実証実験は、身延線の鰍沢口~南甲府間と市川大門~南甲府間で実施する。対象となる列車は、下り快速列車の「みのクル1号」(市川大門駅12時4分発・南甲府駅12時40分着)と「みのクル3号」(鰍沢口駅13時59分発・南甲府駅14時34分着)、上り快速列車の「みのクル2号」(南甲府駅9時3分発・市川大門駅9時26分着)と「みのクル4号」(南甲府駅15時23分発・鰍沢口駅16時13分着)。上下ともに乗車できる駅と降車できる駅が定められている。
特急「ふじかわ」の実証実験は、静岡駅と市川大門駅の2駅間のみに限定して実施。下り「ふじかわ3号」(静岡駅9時45分発・市川大門駅11時43分着)、上り「ふじかわ12号」(市川大門駅16時56分発・静岡駅18時55分着)が対象列車となる。
身延線サイクルトレイン実証実験と特急「ふじかわ」の実証実験はどちらも事前予約制。「JR東海MARKET」静岡支社サイトで受け付ける。