明光ネットワークジャパンは、「小学生の自主学習に関する実態調査」の結果を4月18日に発表した。同調査は、2024年4月8日~2024年4月10日の期間、学校から自主学習を課題として出されている、小学3年生~小学6年生の子どもを持つ全国の保護者850人を対象に、インターネットを用いて行われた。

  • あなたのお子さまは自主学習のテーマを自分で見つけていますか?

自主学習のテーマを子ども自ら見つけているか質問したところ、64.6%が「見つけている」と答えた。また、自主学習で子どもが力を入れている教科について調査したところ、最多回答は「算数」(45.4%)、次に「国語」(39.1%)、「英語」(21.6%)と続いた。

自主学習により、子どもが学ぶことを楽しめるようになったか質問したところ、48.8%が「楽しめるようになった」と、約半数が自主学習の影響で、学ぶことを楽しめるようになったと回答した。

  • あなたのお子さまは自主学習により、以前より学ぶことを楽しめるようになりましたか?

次に、自主学習により、子どもはどのような効果を感じられたか質問したところ、最多回答は「興味・関心事を発見できた」(24.2%)、次に「家庭学習の時間が増えた」(23.2%)、「調べる力が伸びた」(21.8%)と続いた。一方で「特になし」(20.0%)と、効果を感じられないという声も一定数存在した。

  • お子さまの自主学習のサポートに対してどのような悩みをお持ちですか?

子どもの自主学習のサポートを親がしているか質問したところ、61.6%が「サポートしている」と回答した。

子どもの自主学習のサポートをしていると回答した524人を対象に、サポートの際の悩みについて質問したところ、最多回答は「子どものやる気を引き出せない」(28.8%)、「干渉し過ぎてしまう」(23.5%)、「子どもに合った教材がわからない」(19.1%)と続いた。

またその他の回答として、「親がしてほしいことと、子どもがしたいことが違う」などが見受けられた。

最後に、子どもの自主学習で重視していることについて質問したところ、最多回答は「主体的な学習」(39.6%)、次に「興味・関心事の発見」(36.0%)、「学びの楽しさを知ること」(35.9%)と続いた。