アサヒビールは“「スーパードライ」の世界に没入する。”をテーマにした日本初となるビールの没入型コンセプトショップ「SUPER DRY Immersive experience」を2024年4月25日から9月30日までの期間、東京・銀座にオープンする。

  • 「SUPER DRY Immersive experience」は銀座3丁目の中央通り沿いにオープン

コンセプトショップをオープンした狙いは?

「SUPER DRY Immersive experience」では、同社の樽生ビールサービングのエキスパートを育成するプログラムで厳正な審査を経て認定された“TAP ELITE(タップエリート)”が監修する最高品質の「スーパードライ」と氷点下で提供する「スーパードライ エクストラコールド」が楽しめる。さらに機械でビールの泡に文字や画像を描く「泡アート」や自分自身で樽生ビールを注ぐ「サーブ体験」といった、コンセプトショップならではの体験も用意されたスポットだ。

アサヒビールでは、「もっともっと、面白くなる。アサヒビール」を2024年の事業方針として掲げており、「“お客さまのワクワク”を生む、そういった価値の追求に取り組んでいる」とアサヒビール マーケティング本部 ビールマーケティング部 部長の倉田剛士氏は語る。昨年10月に行われた、2026年のビール類酒税一本化に向けた二回目のビール減税もあり、ビール回帰の流れがますます加速。さらなる拡大が見込まれている中、「アフターコロナの状況からお客さまの需要は変化しており、特にリアルの場でのニーズが高まっている」との見解を示す。

  • アサヒビール マーケティング本部 ビールマーケティング部 部長の倉田剛士氏

今回のコンセプトショップは、同社の事業方針と環境の変化に基いたものであるとし、「情報感度の高いお客さま、海外からの観光客も多く訪れる」ことから、東京・銀座の地にオープンする。「ビール好きの方だけでなく、ビールをあまり飲まない方や海外のお客さま、より多くの方々にスーパードライの世界観や辛口のうまさを体験いただきたい」と倉田氏。「今回のコンセプトショップを起点とした体験と情報発信により、スーパードライファンだけでなくビール市場の拡大を図っていきたい。もっともっと面白くなるアサヒビールにぜひご期待ください」と締めくくった。

ビールを飲みたくなる没入体験

日本初の没入型ビールコンセプトショップとなる『SUPER DRY Immersive experience』の概要については、アサヒビール マーケティング本部 ビールマーケティング部 担当課長の宇都宮敬氏が解説。同様の没入体験はアサヒビールの工場見学においても体験可能だが、東京・銀座にオープンすることで、「工場見学ではなかなか体験しづらいブランドの世界観に包まれた空間で、より気軽に、より没入した状態でスーパードライの辛口を楽しんでもらいたい」という狙いがあるそうだ。立地については路面店にこだわったという。

  • アサヒビール マーケティング本部 ビールマーケティング部 担当課長の宇都宮敬氏

「SUPER DRY Immersive experience」のメインコンテンツは、2階で展開される「スーパードライ ゴーライド」。こちらは、同社の茨城・守谷工場と大阪・吹田工場に併設されている「ミュージアム」ですでに展開中の人気コンテンツだが、「今回のショップ用に、より“辛口のうまさとは”というところをご理解いただけるようにリライトした内容」になっているという。

さらに、最高の没入体験ができるように、スクリーン、プロジェクター、音響についても、国内トップクラスの設備を導入。特にスクリーンについては、幅が約11mで高さが2.3mの巨大スクリーンを採用。さらに、奥行きが約2.1mという、ゴーライド史上もっとも近接したものとなっており、より一層の没入感が得られるという。また、プロジェクターは通常出力13000lmのエプソン製高輝度短焦点プロジェクターを5台、音響もBOSE製スピーカー・サブウーファーを採用し、5.1chサラウンドシステムが構築されている。風や振動などの演出も、没入感をさらに高めていく。

  • 約11m×2.3mの巨大スクリーンに迫力満点の映像が映し出される

「スーパードライ ゴーライド」を体験し、ビールが飲みたいという気持ちが高まったら、1階の「スーパードライ バー」で最高品質のスーパードライを楽しむことができる。1階エリアは、スーパードライのブランドカラーである、シルバー、黒、赤で統一されているほか、ホログラムディスプレイなどが設置されており、「我々の世界観や先進性を感じながらスーパードライを楽しんでいただける」と自信を覗かせる。そのほか、1階エリアでは、自分でビールを注ぐ「マイスター体験」も可能。撮影用のバックパネルなども用意される。

  • 1階エリアはスーパードライの世界観で装飾

そして、地下1階の「スーパードライ バー&ショップ」はタイアップエリアとなっており、4月、5月は人気ロックバンド「ONE OK ROCK」とタイアップした空間が展開される。さらに、ここでしか買えないオリジナルコラボグッズ(※4月26日より販売中止)やスーパードライの関連アイテムなどの販売が行われるほか、ビールの泡にデザインができる「泡アート」を楽しむことも。なお、6月以降もさらなるタイアップ企画の展開が予定されており、「飽きずにお客さまが楽しんでいただけるようなショップ作りをしていきたい」との展望を明かした。

  • 4月、5月は「ONE OK ROCK」とタイアップエリアとなる

  • フードメニュー

  • 泡アート

  • スーパードライと「ONE OK ROCK」のコラボグッズとして、保冷トートのほか、グラスやシリコンコースターが販売(※4月26日より販売中止)

そのほかにもコンセプトショップでは、5~8月の月末の週末に、「工場できたてビール」が楽しめる期間を設定。5月の初回は醸造家による「できたてのうまさセミナー」の実施も予定されている。

没入型コンセプトショップ「SUPER DRY Immersive experience」は、2024年4月25日~9月30日の期間限定オープン。営業時間は11:30~22:00で、入場料は、ゴーライド体験+ビール1杯+ペペロンチーノポップコーンがセットで700円(税込)となっている。営業日時などの詳細は公式サイトを確認してほしい。

SUPER DRY Immersive experience

住所:東京都中央区銀座3丁目5-6 マツザワ第6ビル
アクセス:東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線「銀座駅」より徒歩1分ほか
営業日時:2024年4月25日~ 9月30日 11:30~22:00
※ラストオーダーは21:30 ※営業日時は変更になる場合がある
公式サイト:https://www.asahibeer.co.jp/superdry/immersive-experience-bar/