KADOKAWAが運営するヤングWEBコミックマガジン“電撃コミック レグルス”にて連載されている『陰陽ブラザーズ』(著:日高チトセ)のコミックス第1巻が本日発売となった。
本作は、誰にも言えない『不死』の呪いを抱えるフリーター・青波至童と、呪を操る最強の陰陽師・津守真白が出会い、お互いにまつわる『呪い』を解除するために手を組むオカルトバディアクション。日常的に怪異を目にしていた至童独自の方法で勝手に退治する日々を過ごしていたが、ひょんなことから千年続く陰陽師一族の若き当主真白と出会い、自身の間違いを指摘され真白のもとで正しい怪異の退治方法を学ぶことになる。
互いの事情を知るうちに、真白の持つ津守家の宝刀『翡翠《カワセミ》』の欠片を集め完全体にすることが至童を元に戻せるかもしれない可能性にあたった二人は、協力して澱を祓い各所に散らばる翡翠の欠片の回収を目標に掲げる。そして真白もまた『呪い』を受ける身であることが明かされて……?
人情味あふれる熱血漢至童と、常に冷静で物事を俯瞰的に見すぎる俗世離れした真白。正反対の二人がぶつかり合いながらも同じ目標のために戦い、この世の理《ことわり》の歪みに挑む姿に注目したい。
■『陰陽ブラザーズ 1』
著:日高チトセ
定価:759円(本体690円+税)
発売日:2024年04月26日
判型:B6判/ページ数:194