結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』第2回大会グランプリファイナル(5月18日19:00~ フジテレビ系生放送)の1回戦組み合わせ抽選会が25日、東京・台場のフジテレビ本社で行われ、第1試合「ハンジロウvs金属バット」、第2試合「ラフ次元vsガクテンソク」、第3試合「ななまがりvsタモンズ」、第4試合「タイムマシーン3号vsザ・パンチ」という対戦カードが決まった。
ハンジロウのしゅうごパークは「決勝のメンバーで、お笑いだけでご飯食べられてないのは僕らだけなんで、もうここでひっくり返したいですね」と意欲。たーにーは「2年前に“しゃもじ”から“ハンジロウ”に改名する背中を押してくれた片岡鶴太郎さんに『頑張ってこい』とLINEを頂いたのがうれしかったです」と、大御所のエールを胸に奮戦を誓った。
唯一の2年連続ファイナリストとなった金属バットだが、この1年での変化を聞くと、「面白いぐらい何にもないんです」(友保隼平)、「この大会、芸人しか見てないんです」(小林圭輔)と表情を変えず回答。また、ファイナリストの面々を見渡して、小林は「今回も喫煙率が高いんで、当日を無事に迎えられるようみんなで頑張りましょう」と呼びかけた。
前回大会でファイナルに進めず、リザーブとして間近で大舞台を見ていたラフ次元の空道太郎は「本当に出たいなという気持ちがすごかったんです。今年はまず出れたので、1本でも多くできるように」と抱負。
ガクテンソクの奥田修二が「去年は家で見てたんですけど、すっごいお酒進みますね、この大会。出れる側になったんで、見てる皆さんのお酒を進められるように漫才を披露したいと思います」と振り返ると、よじょうは「飲めない方はスマドリで」と冠スポンサーをアピールした。
ななまがりは、『水曜日のダウンタウン』の「30-1グランプリ」、『ラヴィット!』の「つかみ-1グランプリ」という短尺ネタの賞レースを制覇しているが、2人そろって「ロングもできるんだ!」と強調。
タモンズの安部浩章は「私はLINEのIDを公開しておりまして、決勝決まった瞬間に45件くらい知らない人から『おめでとうございます』っていうのが来て、本当に迷惑でした」と自業自得エピソードを明かした。
第4試合となったザ・パンチ。ノーパンチ松尾が「早めに出ちゃって終わってしまって待ち時間が長いのが嫌だった」、パンチ浜崎が「去年(トップバッターで敗退した)金属バットの悲しい話聞いてた」とネタ順を喜ぶと、金属バットの小林が「4時間タバコ吸いました」と報告する場面も。
そんなザ・パンチは、『THE SECOND』という大会に対し、松尾が「僕らの頃のM-1(グランプリ)はバチバチしてたけど、そんなことないので、比較的楽しくやらせていただいてます」と打ち明けると、浜崎は「オジンに青春をありがとうございます」とキメ顔で感謝を述べていた。