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【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。
今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。
自転車に取り付けるスタンドは、自転車の使い勝手を大きく向上させます。キックスタンドやリアマウントなど、多様な種類があり、日常生活での自転車をより快適にしますが、倒れづらいスタンドを選ぶなど、適切なスタンド選びが重要です。この記事では、倒れない自転車スタンドの選び方とおすすめ商品を紹介します。
自転車に取り付けるスタンドの重要性
自転車を持っているなら、ほぼ必須になると言っても過言ではないのが自転車スタンド。特に自転車に直接取り付けるタイプのスタンドは、使い勝手の良さとその便利さから多くのサイクリストに重宝されています。このタイプのスタンドは、自転車を安定して立てられるだけでなく、使わない時はスマートに収納できるので、見た目の美しさを損ないません。
自転車に取り付けるスタンドには様々なタイプがあり、それぞれに独自の特徴と利点があります。たとえば、一般的なキックスタンドは取り付けが簡単で、日常のちょっとした停車に便利です。一方で、リアマウントスタンドなどは、荷物を多く積むサイクリストにとっては、さらに安定感が求められる場面で役立ちます。各タイプのスタンドは、使用する自転車のタイプや、荷物の重さ、停める地面の状態によって最適な選択が異なります。
この記事では、これらのスタンドの種類を詳しく解説し、あなたの自転車に合ったスタンドを見つけるためのポイントを紹介。日常生活での具体的な活用方法を紹介することで、自転車の使い勝手を格段に向上させる方法を探ります。自転車スタンドは単なるアクセサリーではなく、毎日の移動をより快適で便利にするための必需品です。
【倒れない・倒れづらい】
自転車スタンドの選び方
一口に自転車スタンドと言っても様々なタイプがあって迷ってしまいます。また、自転車スタンドは安定性が大事。ここからは、倒れづらい自転車スタンドの選び方のポイントを紹介しましょう。
・自転車スタンドの種類
・安定性
・互換性
・取り付けやすさ
・倒れづらい立て方
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい自転車スタンドが選べますよ。より詳しく見ていきましょう。
自転車スタンドの種類
自転車スタンドにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴と用途があります。
サイドスタンド
サイドスタンドは、自転車のチェーンステーとシートステーに挟んで取り付けられる最も一般的なスタンドタイプです。このスタンドは、街乗り自転車やクロスバイクに広く普及しており、取り付けやすさが魅力です。ディスクブレーキ対応モデルも存在し、幅広い自転車に適応可能です。サイドスタンドはデザインを損ねることなく基本的な安定性を提供するため、日常の使用には十分ですが、重い荷物を載せた場合には不安定になることがあります。
センタースタンド
センタースタンドは、自転車のフレーム中央、特にチェーンステーの中間やボトムブラケット近くに取り付けられます。このスタンドは片足および両足タイプがあり、自転車の重心を直接支えることで高い安定性を提供します。特に両足タイプは、重い荷物や子供乗せに適しており、街乗り自転車やファミリーバイクに最適です。ただし、ペダルとの干渉が問題となることがあり、取り付けには注意が必要です。
両立スタンド
両立スタンドは、主にシティサイクル(ママチャリ)で採用されています。このスタンドは後輪のハブ両サイドに固定され、非常に高い安定性を誇ります。スタンドを地面に下ろして自転車を支えるため、重い荷物を載せても転倒する心配がありません。特にカゴを多用するシティサイクルには最適な選択ですが、その分、重量があるのがネック。また、一般的にはあまりデザイン的に優れているとは言えず、自転車の見た目が「いかにもママチャリ」となってしまうのも、ややデメリットですね。
携帯スタンド
携帯スタンドは、特に折りたたみ自転車やポータブル自転車に適しています。このスタンドは持ち運びが可能で、自転車に固定せずに使用するため、転倒時のリスクを最小限に抑えます。非常に便利でコンパクトに収納可能ですが、安定性に欠けるため、使用時には注意が必要です。フレームに傷がつくことなく、短時間の駐輪に最適です。
固定式スタンド
自宅の保管場所だけ立てられればいい、という人は、いっそ自転車本体のスタンドは付けずに、保管場所に固定式スタンド(ディスプレイスタンド)を使用するのもひとつの手段です。
固定式スタンドは耐久性があり置くだけで使用できるものから、床や壁にビスなどで固定する事が前提のもの、屋外に自転車置き場として設置するもの、主にメンテナンス用として使用するものなどさまざまあります。ご自身の用途に応じて適切な固定スタンドを選んでください。
その他のスタンド
その他にも、自転車のフレームに事前に設けられた穴に直接取り付けることが前提の「 ダイレクトマウントスタンド」や、クイックリリースに挟み込んで使うタイプ、ボトムブランケットに取り付けるタイプなどがあります。
ダイレクトマウントはかなりしっかりと固定できるので結構安定性は高いですが、他のタイプはスタンド自体がきゃしゃで細い事が多く、あくまでも補助的なスタンドとお考え下さい。
安定性で選ぶ
自転車をしっかりと支えるためには、スタンドの安定性が非常に重要です。キックスタンドは一般的には単脚ですが、重い荷物を運ぶ際や、不安定な地面で使用する場合は二脚のスタンドがより高い安定性があります。二脚スタンドは自転車をほぼ垂直に保持するため、強風の中でも比較的倒れにくいです。その意味では、シティサイクルで使われている両立スタンドが安定性では抜群に高い能力を発揮します。ただし、付けられる自転車のタイプに限りがあるので、その点は気を付けましょう。
また、スタンドの足部分の幅や素材も安定性に影響します。広い足とゴムまたはプラスチック製のノンスリップ材料が底面についているものは、滑りにくく、より安定感があります。
互換性で選ぶ
自転車の種類によって最適なスタンドは異なります。たとえば、ロードバイク、マウンテンバイク、シティバイクなど、フレームのデザインとタイヤのサイズによっては、そもそも適合するスタンドが限られます。
互換性を確認する際は、スタンドが自転車のフレームサイズや形状に適合するかどうかをチェックすることが重要です。製品の仕様を確認し、必要ならば製造元に問い合わせることや、ショップなどで実車を持ち込んでの確認なども検討しましょう。
取り付けやすさで選ぶ
取り付けやすさは、自転車スタンドの使い勝手を大きく左右します。ツールが不要で取り付け可能なスタンドは、設置が簡単で時間を節約できます。また、調整可能なスタンドは、異なる地面の条件に合わせて微調整が可能です。
取り付け時に工具を必要としないクイックリリース型のスタンドは特に人気があります。これらのスタンドは手間がかからずに素早く取り外しや取り付けが行えるため、多くのサイクリストに選ばれています。
ただし、取り付けやすさと安定性は時に反比例の関係にあります。しっかりとした安定感をスタンドに求める場合には、フレームなどにしっかりと固定できるタイプのものを選びましょう。
倒れづらい自転車の立て方
【エキスパートのコメント】
自転車を安全に立てるためには、安定性のあるスタンドを選ぶのはもちろんですが、適切な立て方を採用することが重要です。まず、キックスタンドを利用する場合は、しっかりとした地面に自転車を置き、キックスタンドが完全に展開されて地面に固定されていることを確認してください。また、自転車の重心を低く保ち、フレームが垂直に近い状態でキックスタンドを使うと安定します。
もし壁や固定物に寄りかからせる場合は、ハンドルを壁に向け、タイヤが壁に軽く触れるようにして立てると良いでしょう。この方法では、自転車が前後に動きにくくなり、強い風が吹いても倒れにくくなります。
常に自転車を安全かつ確実に立てることで、転倒による損傷や事故を防ぐことができます。