ソフトバンクは4月25日、株式分割と株主優待制度の新設を発表した。若年層を含む投資家層の拡大を見据え、初めて投資する株式として選んでもらいつつ長期保有を促すことが狙い。
株主優待の内容は、1年以上かつ100株以上保有の株主に対し、PayPayポイント1,000ポイントを進呈するというもの。基準となる保有期間は3月31日~翌年3月31日で、初回は2025年3月31日~2026年3月31日となる。
現体制の事業会社としてのソフトバンクは2018年の上場以来、株主優待制度を設けていなかった。持株会社のソフトバンクグループでは、かつては携帯電話料金やインターネット料金の割引を行っていたが、2019年に廃止された。