回転寿司チェーン「くら寿司」は4月25日、商業施設マロニエゲート銀座2に「くら寿司 グローバル旗艦店 銀座」をオープンしました。ここでは、24日に開催された発表会の様子をレポートしていきます。

  • 2024年4月25日、商業施設「マロニエゲート銀座2」にて「くら寿司 グローバル旗艦店 銀座」をオープン(提供素材)

■「ニューノーマル」から「ニューリアル」への挑戦

銀座店は、日本の文化と和食を世界に発信していくジャパンカルチャー発信型店舗「グローバル旗艦店」の6店舗目。2020年1月に浅草にオープンして以降、現在4店舗(浅草・道頓堀・原宿・押上)を展開するほか、昨年は台湾にて海外初の「グローバル旗艦店」をオープンしました。

今回、大手回転寿司としては、銀座エリアでの出店は初めてだそうで、需要が高まるインバウンドニーズに合わせ、世界屈指の美食と観光の街である銀座に出店。"世界中から愛される名所となる"ことを意識しているのだそう。

  • 店舗内観(提供素材)

発表会にて、田中信取締役福社長は「コロナ禍を経た今、元へ戻すのではなく、1歩前へ進んだニューリアルの時代が求められていると考えています」と、リアルならではの新しい体験価値を創造し、より進化した回転寿司の楽しさを提供したいと話しました。

銀座店の特徴として、お寿司が流れる回転ベルトが123.14mと、ダイナミックで迫力ある回転寿司を楽しめます。

  • 田中信取締役福社長

建築のデザインを担うクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんは、店舗の設計について「初心に戻って歌川広重の浮世絵を再現し、食をテーマにしたエンターテインメントにしようと考えた」と説明。「デジタルがどんどんどんどん進む世の中だからこそ、ブランド価値を作っていくのはこういうリアルな体験なのではないか」と、話します。

  • クリエイティブディレクター 佐藤可士和さん

■江戸時代へタイムスリップ!? 「くら寿司 グローバル旗艦店 銀座」へ潜入

同店は、"江戸町エンターテインメント"をコンセプトに、ハレの日に集う町人文化の世界観を再現。柳があり、花火が打ち上がるオリジナル空間「くら小江戸」では、江戸時代の屋台をイメージした「寿司」「天ぷら」「団子」3つの屋台が設置されています。ここでは、目の前で作られるライブパフォーマンスを体験できるのが魅力です。

  • オリジナル空間 くら小江戸(提供素材)

注文はタッチパネルにて。出来上がると、タッチパネルでアナウンスされるので、各屋台にて席番号と注文商品を伝えて受け取ります。人が集う「お祭り」をイメージして、屋台によってにぎやかな行列が生まれることを考えてつくられた仕掛けなのだとか。

寿司屋台

  • 左から時計回りに「光物三貫『青の神秘』」(800円)、「特撰三貫『銀座』」(1,200円)、「厳選貝三貫『赤の将軍』」(1,200円)

寿司屋台では、銀座ならではの高級寿司「特上にぎり『蔵』」(1,800円)、「特撰三貫『銀座』」(1,200円)のほか、「光物三貫『青の神秘』」(800円)、「厳選貝三貫『赤の将軍』」(1,200円)、「カステラ卵焼き『ふわり』」(200円)を提供。

煮蛤・赤貝・つぶ貝が乗った「厳選貝三貫『赤の将軍』」は、貝の旨みやコリコリとした食感を堪能できる一品です。

  • 左から時計回りに「光物三貫『青の神秘』」(800円)、「特撰三貫『銀座』」(1,200円)、「厳選貝三貫『赤の将軍』」(1,200円)

天ぷら屋台

  • 天ぷら屋台

天ぷら屋台では、こだわりの厳選食材を使用した天ぷら商品として「特上天ぷら盛り」(1,300円)、「阿波の足赤海老天盛り」(1,000円)、「豪快穴子一本揚げ」(1,000円)、「真あじ天盛り(骨せんべい付き)」(600円)を揚げたて、アツアツで提供します。

「特上天ぷら盛り」は一つひとつの食材が大きくボリューム満点! 食べ応えも十分なので、シェアして食べるのもおすすめです。

  • 左下から時計回りに「特上天ぷら盛り」(1,300円)、「阿波の足赤海老天盛り」(1,000円)、「豪快穴子一本揚げ」(1,000円)、「真あじ天盛り(骨せんべい付き)」(600円)

団子屋台

  • 団子屋台

「くらだんご」が提供される団子屋台では、「みたらし」(150円)、「あんこ」、「白あん」、「抹茶あん」(各200円)の4種の味を用意。もちもち食感と香ばしさに加え、ほどよい甘さを楽しむことができ、シメのデザートやお口直しにもぴったりです。

また、「みたらし」のみセット価格(3本450円、5本750円)でテイクアウトが可能になっています。

  • 左下から時計回りに「白あん」(200円)、「抹茶あん」(200円)、「あんこ」(200円)、「みたらし」(150円)

■ユニクロとのコラボメニューも登場

  • 「ユニくら」限定クリアファイル(提供素材)

今回、ユニクロとくら寿司のディレクションを手がける佐藤可士和さんによって「ユニくら」と称した"特別コラボ限定ロゴ"が実現。お会計2,000円ごとにロゴがプリントされた「『ユニくら』クリアファイル」が配布されるほか、コラボを記念した3商品をグローバル旗艦店のみで販売します。

「グローバル旗艦店」限定メニュー

銀座店以外のグローバル旗艦店で5月19日まで、銀座店では7月15日まで期間限定メニューが登場します。

  • 「ユニくら」限定コラボメニュー

「ふり塩熟成まぐろ」で巻いた「ユニくら寿司」(500円)は、いくらのプチプチとした食感と「ふり塩熟成まぐろ」が相性抜群! さっぱりとした味わいで、何度もおかわりしたくなります。

そのほか、ウニといくらをぜい沢に使用した「ユニくらミニ丼」(980円)、ユニクロのコーポレートカラーをイメージした「ユニくら大福」(330円)も販売。どれも赤が際立つ華やかなビジュアルです。

コラボTシャツやトートバッグも!

  • 「ユニくら」コラボアイテム(提供素材)

また、ユニクロ「UTme!」から、コラボ限定のトートバッグ2種と、半袖Tシャツ2種も期間限定で登場。マロニエゲート2にある「UNIQLO TOKYO」と「UTme! マーケット」にて購入が可能です。

  • くら小江戸(提供素材)

まるで、江戸時代にタイムスリップしたかのような「くら寿司 グローバル旗艦店 銀座」では、"ニューリアル"な寿司屋を体験できます。にぎやかな空間で、食のエンターテインメントを思う存分満喫してはいかがでしょうか?

■Information
「くら寿司 グローバル旗艦店 銀座」
住所：東京都中央区銀座3-2-1 マロニエゲート銀座2 7F
営業時間：
　平日 11:00～23:00 ※ラストオーダー22:30
　土・日曜日 10:20～23:00 ※ラストオーダー22:30