オプテージは4月25日、ビル・商業施設向け屋内インフラシェアリングサービス(シェアリングDAS)の提供を開始した。
昨今は屋外の基地局でも各社で通信設備を共用するインフラシェアリングの検討が盛んに行われているが、大型ビルや商業施設などの建物内での電波環境整備においては、通信事業者にとってのコスト削減のみならず建物オーナーにとっても省スペース化や窓口の一本化といったメリットが大きいことから、インフラシェアリングが一般的に行われている。代表的な先行事業者としてはJTOWERがある。
オプテージはMVNOサービス「mineo」やFTTHサービス「eo光」などを提供する関西電力系列の通信事業者。従来から携帯キャリア各社に対しては、鉄塔や電柱などの屋外基地局サイトや伝送路(光ファイバーネットワーク・通信局舎)を提供しており、新たに5Gを中心とした屋内インフラシェアリング事業に乗り出す。