原酒造は5月9日、あえて米を削らずに造る「お米のジュース」のような日本酒の最新作「越の誉 90BLUE(キューマルブルー)」(720ml/1,595円)を、数量限定で発売する。
同社では、低精白90%精米を使用した純米無濾過生原酒を「90(キューマル)」と称し、シリーズ商品化してきた。90%精米とは、「最低限の精米」を施した米のこと。日本酒造りでは洗練された味わいを生むために米の外側を多く削るのが一般的である中、90%精米を使用したこの製造方法は、日本酒造りのセオリーの真逆を行くという。
あえて米を削らずに造る「90(キューマル)」シリーズは、米の持つビタミンやタンパク質をはじめとしたさまざまな成分がたっぷりと溶け込んでいるため、それらが発酵することで、甘酸っぱさと旨みが詰まった濃厚な美味しさに仕上がるとのこと。まるで「お米のジュース」のような味わいだという。
今回発売する「90BLUE」は、同シリーズの最新作。米由来の濃厚な甘みと旨みを爽やかな酸味できゅっと引き締めた甘酸っぱくフルーティーな味わいで、初夏に冷やして飲むのにぴったりとのこと。アルコール度数は日本酒としては低めの13度。原料となる米は、新潟県産「みずほの輝き」を使用している。