JR東日本首都圏本部、東京建設プロジェクトマネジメントオフィス、電気システムインテグレーションオフィスは23日、渋谷駅の新南改札を同駅新駅舎に移転し、7月21日初電から使用を開始すると発表した。

  • JR渋谷駅の新駅舎イメージ

JR東日本は渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合、東急、渋谷区と協力し、渋谷駅の国道246号南側のまちづくりを推進しており、駅へのアクセス性向上のため、線路上空に駅舎を新設中。今回、新南改札を新駅舎に移転し、7月21日から使用開始する。現在の新南改札は同日0時30分をもって閉鎖となる。

これにより、新南改札から山手線・埼京線の両ホームへ直接アクセスが可能になるとのこと。引き続き2026年度の新駅舎全面開業に向けて、コンコースおよび上部オフィスフロアの整備を進めていくとしている。

  • 新駅舎への通路イメージ

渋谷駅新駅舎は鉄骨造6階建て、延床面積約5,300平米。3階(コンコース)に改札・券売機・トイレ・店舗・階段・エスカレーター・エレベーターを整備する。1~2階にホーム・荷捌きスペース、3階に駅設備・オフィスエントランス・店舗(改札内2店舗・改札外2店舗)、4~6階に賃貸オフィス(約3,000平米)のフロア構成となる。