東芝ライフスタイルは4月23日、コード付き衣類スチーマー「La・Coo S」新モデル「TAS-V70」を発表した。立ち上がり時間をシリーズ史上最速となる約17秒に短縮したことが特徴となる。カラーはベージュ。
発売は6月上旬で、価格はオープン。店頭予想価格は14,000円前後の見込み。
「TAS-V70」は温度センサーの配置と温度制御を見直すことで、立ち上がり時間を「La・Coo S」シリーズ最短となる約17秒まで短縮した衣類スチーマー。出かける前の忙しいタイミングでも使いやすいとしている。
また、水タンク内の給水管を新開発し、給水口を4カ所に設置。4カ所のいずれかから水を吸い上げる構造にすることで、360度どの角度で使ってもスチームの噴霧が可能になり、ハンガーにかけた衣類をケアする際に、手首の動きに連動して安定した噴射ができるようになった。
本体には、左右どちら側からでも見られる大型の推移窓を設置。水タンクは約130mL容量の大型タンクで、約14分20秒の連続使用が可能となっている(満水時)。加えて重心を手元に近づけることで、取り回しもしやすくした。
かけ面の温度は、麻や綿に適した高温(約180度)、毛やレーヨン、シルク、ポリエステルなどに適した中温(約150度)、アクリルに適した低温(約120度)の3段階で設定可能。スチームボタンは1回押すだけで約1分間スチームを噴射でき、使用中ボタンを押し続ける必要はない。電源切り忘れ防止装置も搭載している。
衣類スチーマー以外に、アイロンとしての使用も可能。かけ面は長さ約17.5㎝の「シルバーセラミックコート」を採用し、軽いかけ心地が特徴となる。先端部分には、ボタン周りなどの細かい部分のシワを伸ばしやすい突起「楽がけライン」も備えた。
スチーム量は平均約15g/分(高温設定時)、約9g/分(中温設定時)、約4.5g/分(低温設定時)。本体サイズは長さ176×幅71×高さ128mm、重さは約0.68kg。