タイガー魔法瓶が、新生活で新しく電気ケトルの使用を始めた人に向けて「正しい電気ケトルのお手入れ方法」を紹介している。
電気ケトル企画担当者によると、ふだんのお手入れのポイントは、本体の内側は、電気ケトルに水を半分入れてスポンジで洗ってすすぎ、やわらかい布で拭くこと。本体外側は水で濡らしてはいけないという。お湯を残すと本体内側とステンレス底が変色したり、においの原因になるため、使わないときは残り湯を捨てるよう推奨している。注ぎ口・本体の外側・ふたは、よく絞ったふきんで拭くことができる。電源プレートは乾いた布で拭いていく。
水の中に含まれているミネラル成分(カルシウム・マグネシウム・鉄分など)が、本体内側とステンレス底に付着することがあるが、サビのような赤いはん点ができた、乳白色・黒色・虹色などに変化した、お湯に白い浮遊物が浮くなど、汚れが目立ってきたら、クエン酸洗浄がおすすめだという。ミネラルウォーターを湯わかししたときは、よりこまめなお手入れが必要。付着したミネラル成分がはがれて本体内のお湯や蒸気の出口をふさぎ、故障の原因となるため、2~3ヶ月に1回のクエン酸洗浄を推奨している。
クエン酸洗浄のお手入れ方法は、まずクエン酸1包(約30g)を内容器に入れ、満水目盛りまで水を入れてまぜ、ふたをつけてお湯を沸かし、約2時間放置。ふたをはずして、お湯を捨て、汚れが残っている場合はスポンジでこすりおとし、水で十分にすすぐ。本体内側とステンレス底、注ぎ口をすすぐために、水だけで通常どおり沸かし、ふたを付けた状態でお湯を捨てればOK。