SNSやゲームなどでユーザー名を作成するとき、「なかなか決まらない...」と悩む方も多くいるのではないでしょうか。本記事では、おすすめのユーザー名の決め方や、決める際の注意点を紹介します。
ユーザー名の決め方【名前で文字遊び編】
まずは、本名に関連したユーザー名を作りたい人におすすめの、名前を文字遊びで変化させて作る方法を紹介します。
自分の名前の子音を羅列する
自分の名前の子音だけを並べてみるのはいかがでしょうか。定番ですが他人との区別もつきやすく、簡単におしゃれなユーザー名が出来上がります。例えば、本名が「山田太郎」の場合は「ymdtr」。発音するのは難しいですが、人物の特定がされにくいオリジナリティのあるユーザー名といえます。
母音を連続させる
母音を連続させるのも定番のユーザー名です。例えば名前が「健太」の場合、「kentaaaaaaa」。どことなく、見ている人に元気で明るいユーザーである印象を与えます。また、連続する文字の個数にも自分なりの理由をつけておけば、より一層面白みのあるユーザー名になるでしょう。
アナグラムを取り入れる
「アナグラム」とは、ある言葉の文字の順番を入れ替えて別の意味の言葉にすることです。名前でアナグラムを取り入れた場合、例えば「田中あい(tanakaai)」は「akaitana(赤い棚)」とすることができます。
上記のように、きれいにまとめるのは難易度が高いので、意味のある言葉を前に持ってきたあとに記号や数字を挟んで、余った文字を後ろに羅列させるのもいいでしょう。
読み方や見え方を数字に置き換える
ユーザー名には、英文字や記号のほかに数字も使用できるケースが多いです。好きな数字や誕生月を使うのも一つの案ですが、名前の読み方と同じ読み方をする数字に置き換えるという少し遊び心を加えた方法もあります。
例えば、「三上」の場合は「3kami」。「なおき」の場合は「7oki」となります。また、読み方ではなく文字の見た目を置き換えるという方法も。この場合、例えば「なおき」は「na0ki」、「りく」は「r1ku」となります。数字とアルファベットの組み合わせで、ファッションブランド名のようなおしゃれなユーザー名になるでしょう。
名前の漢字を英語に訳す
名前の漢字が持つ意味を英語に訳してみるのもおすすめです。例えば「竹内」の場合は「bamboo inside」、「白川」の場合は「white river」となります。英語での通り名のような響きもあって、かっこいい印象を与えるでしょう。日本語を使う日本人ならではの感性を活かした方法といえます。
ユーザー名の決め方【自己アピール編】
次に、ユーザー名で自分をアピールしたい人におすすめの作り方を紹介します。
好きな英単語を入れる
自分の好きなものやモットーを表す英単語を取り入れて、自分を表現してみるのはいかがでしょうか。例えば、花が好きなら「flower」、「挑戦すること」がモットーなら「challenge」を使用するイメージです。英単語だけでは作れない可能性があるので、「英単語+数字」や「英単語+名前の子音」などでオリジナリティをプラスしましょう。
自分の特徴を入れる
簡単な自己紹介としても使える、自分の特徴を入れたユーザー名もおすすめです。例えば、青い服をよく着る「そうた」の場合は「blue.st」、いつも笑顔を絶やさない「ゆうこ」の場合は「smile.yk」となります。会ったことがない人でもユーザー名を見るだけで性格や人間性が見えてくるようで面白いでしょう。
ニックネームを使用する
ニックネームをユーザー名に使用するのもアリです。特にユーザー同士で活発に交流するような場であれば、呼びやすく覚えてもらいやすいニックネームは好まれます。ただし、よくあるニックネームは被る可能性が高いので、他の言葉や数字などを組み合わせて工夫しましょう。
ユーザー名の決め方【その他編】
上記で紹介した以外におすすめの方法も紹介します。
顔文字を使う
メッセージのやりとりで使われる顔文字をユーザー名に使う方法もあります。見た目がかわいいことはもちろん、相手の印象に残りやすいというメリットもあるので、より多くの人に覚えてもらいたい場合などにおすすめです。ただし、記号の種類によっては使用できないものもあるので注意してください。
英語以外の言語を使用する
英語以外の言語に目を向けてみるのもいいでしょう。例えば、フランス語やスペイン語でもアルファベットで表現できる言葉があります。周りの人とはひと味違うおしゃれさやかっこよさをユーザー名に取り入れたい人におすすめです。ただし、その言語独特のアルファベットなどは、きちんと表示されない可能性もあるので注意してください。
ユーザー名を決めるときの注意点
最後に、ユーザー名を決めるときに注意すべきポイントを解説します。
個人情報をそのまま使用しない
本名をフルネームのまま使用したり、誕生日の数字や住所の地名を使用したりすることは控えましょう。個人の特定につながるリスクがあります。悪意のある人に見つかると、犯罪に巻き込まれる恐れもあるので注意してください。
公序良俗に反する言葉を使用しない
暴力や犯罪を連想する言葉、または猥褻な言葉をユーザー名に使用することはやめましょう。表現の自由にも限度があります。このような言葉をユーザー名に使うのは不適切です。誰かを傷つけたり不快にさせたりする言葉が含まれてないか必ずチェックしましょう。
有名人のなりすましと思われるようなユーザー名にしない
好きなタレントやアイドルがいるからといって、その人物の名前をそのままユーザー名に設定することはやめましょう。なりすましと思われるようなユーザーを設定すると、有名人本人はもちろん、その関係者や他のファンからも迷惑な人物として認識されてしまいます。
パスワードと同じにしない
ユーザー名を使用するサービスのほとんどで、同時にログインパスワードの作成も行いますが、覚えやすいからといってログインパスワードとユーザー名を同一にしてはいけません。第三者によって不正ログインされる危険性があります。大きな被害となる恐れもあるので、必ず別のものを設定しましょう。
後悔するユーザー名にしない
ユーザー名は後から変更できることも多いですが、一度使ってしまうと周りの人の記憶には残ります。「なんであんなユーザー名にしていたんだろう」と後悔するようなユーザー名はやめておきましょう。
例えば、「暗黒」を意味する「darkness」を使ったような、厨二病・黒歴史と言われかねない言葉は避けたほうが無難です。また、交際中の相手の名前や、相手と自分の仲の良さを表現するような内容をユーザー名に含めることも後悔しがちなので、おすすめしません。
気軽にユーザー名を考えてみよう
さまざまなユーザー名の決め方を紹介してきました。ユーザー名は、あくまでもSNSやゲームの世界の中での名前です。後から決め直すこともできるので、何時間も何日もかけて思い悩む必要はありません。最低限のルールを守り、気軽に始めてみましょう。