フジテレビ系列28局のアナウンサーから新たなスターを発掘する、同局系バラエティ特番『FNS明石家さんまの推しアナGP』(20日21:00~)。ニュース・情報番組やスポーツ実況では決して見せない個性の爆発に、バラエティ猛者のゲストたちも驚かされた様子だ。
収録を終えた大久保佳代子(オアシズ)、近藤春菜(ハリセンボン)、Matt Rose、村重杏奈、森田哲矢(さらば青春の光)、吉村崇(平成ノブシコブシ)に話を聞いた――。
村重杏奈、山本賢太アナとの共演NG検討
令和のバラエティ女王・村重は「いつも番組でご一緒させていただいてるアナウンサーさんたちのキャラがそれぞれすごくて、負けないように頑張ろうと思いました」と気を引き締めた様子。気になったのは、同い年の山本賢太アナで、「『ぽかぽか』でご一緒させてもらってたんですけど、あそこまでぶっ飛んでると思わなかったので、ちょっと共演NGを考えたいと思います(笑)」と驚かされた。
そんな山本アナには、Mattから「ちょっと心配なので、カウンセリングしたいと思いました(笑)」とフォローの声も。森田は「多くは言えないですけど、田淵(裕章)アナのケアだけお願いしたいと思います(笑)」と、暴露情報を公表しまくった立場を案じた。
また、Mattは「東中(健)アナが気になりました。スキンケアのモデルに使おうかなと思うくらい良かったです」と称賛しつつ、「自己肯定感とナルシストの違いを分かってもらおうかな。ちょっと履き違えてるなと思いました」とチクリ。森田は「MENSA会員の安宅(晃樹)アナが逆にあそこまでいくと面白くなるんですね」と、イメージとのギャップを楽しんでいた。
ノブコブ吉村「スーパースターが生まれた可能性」
吉村のお気に入りは、報道局政治部兼務の福井慶仁アナ。「福井アナの紹介になったときに、もうカンペで“次のアナへ”って出て、そこからどうやってトークを長くもたせるかというみんなのチームプレーを感じました。でもいいキャラで、素敵な面白い方でした」と振り返ったが、「人間関係のドロドロした部分がどんどん見られたのと、とんでもないスーパースターが生まれた可能性があります」と予告する。
一方で、近藤は「ちょっと女子アナで何人かあんまり好きじゃなくなった人がいました(笑)」と告白。具体的に「杉原(千尋)アナのしゃべり方がずっとちょっと気になって、受け付けなかったです(笑)。でも、話していけばいくほど、逆にすごく好きになる可能性もあって、振り幅が大きい方だと思います」と辛口で評しつつ、印象に残る存在だと明かした。
そして、「もっと大人しいかと思っていたら、個性の塊でした。全員が全員を潰し合ってるのかなと思うくらい良いバトルがみんなできてる」と感心する大久保は「フジテレビがもっと元気になるには、アナウンサーがカギなのかなと思って“どうだろう?”と見ていたら、予想を超える想像以上にヤバいやつがいっぱいいたので、フジテレビは大丈夫か、破滅するかのどっちかだなと思いました(笑)」と、大きな岐路に立っていることを予感した。
あまりの個性的キャラの続出に、近藤は「もしかしたら誰でもアナウンサーになれるのかなって夢を与えてくれたかもしれない(笑)」、森田も「面接だけでも受けてみたほうがいいと思いました(笑)」と、親近感を覚えた様子。Mattは、転職・無職を経験して採用されたアナウンサーを挙げ、「新卒じゃないと入れないと思っていたので、意外でした」と門戸の広さに驚いていた。