NISMO(日産モータースポーツ&カスタマイズ)、STI(スバルテクニカインターナショナル)、無限(M-TEC)、TRD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメントの4社で構成するワークスチューニンググループがユーザーとともに「楽しくサーキットを走る」をテーマとした「ワークスチューニング・サーキットデイ2024」を開催する。
【画像】各社こだわりのデモカーも見られて、レーシングドライバーからレッスンを受けられる
2024年は、6月7日(金)の鈴鹿サーキット南コース(三重県)、9月15日(日)の袖ケ浦フォレストレースウェイ(千葉県)、10月26日(土)のHSR九州(熊本県)の3回の開催を予定している。
このイベントはリーズナブルな参加費で内容が充実したサーキット走行会として好評で、2011年のテスト開催後、2012年からは毎年開催しており、これまでに37回実施している。
「ワークスチューニング・サーキットデイ2024」では、ふだん使用しているマイカーでサーキットを走る楽しさを気軽に体感でき、各社契約のレーシングドライバーによるドライビングレッスンを通してドライビングスキルの向上と、クルマを操る楽しさを体感してもらうものとしている。
過去の走行会などへの参加による経験などを基に、エンジョイ、ベーシック、チャレンジといったクラス分けを行うため、ビギナーから上級者までそれぞれのレベルに合わせて走りを楽しめるよう工夫されている。
ちなみにサーキット走行の未経験者や経験が3回以下(フリー走行含む)の人に限定している入門者向けのエンジョイクラスならば、初心者でもサーキットデビューを果たせるだろう。エンジョイクラスはタイム計測が行われないので、腕に覚えあり!な、中級〜初級者はベーシッククラス、上級者〜中級者ならば走行回数の多いチャレンジクラスへ申し込めばサーキット走行をより楽しめるはずだ。
参加するにあたり、ヘルメットやレーシンググローブなどの安全装備は各自で用意することとしているが、エンジョイクラス参加の人はヘルメットなどのレンタルも可能だ。
また、各社デモカーによる模擬レースや講師ドライバーがパドックを巡回するパドックウオーク、各社協賛の賞品抽選会など、参加した人が楽しめるイベントも実施予定としている。
コロナ禍によって制限していたさまざまなイベントを2024年から再開し、参加者をはじめギャラリーの人たちにも楽しんでもらえるイベントとして実施していくとのことだ。
[2024年「ワークスチューニンググループ サーキットデイ」イベント概要]
■開催日:
・Rd1:6月7日(金) 鈴鹿サーキット南コース(三重県)
募集台数108台(参加申し込み期間:4月27日〜5月22日)
・Rd2:9月15日(日)袖ケ浦フォレストレースウェイ(千葉県)
募集台数160台(参加申し込み期間:8月6日〜8月30日)
・Rd3:10月26日(土)HSR九州(熊本県)
募集台数108台(参加申し込み期間:9月11日〜10月2日)
■参加資格:普通免許所持者
■参加車両:日産車、スバル車、ホンダ車、トヨタ(レクサス)車で、ナンバー付きの保安基準適合車両
■参加料金:
〈Rd1.鈴鹿サーキット南コースおよびRd3.HSR九州〉
・エンジョイクラス2(走行回数2)…6000円
・ベーシッククラス(走行回数2)…8000円
・チャレンジクラス(走行回数3)…1万2000円
〈Rd2.袖ケ浦フォレストレースウェイ〉
・エンジョイクラス1(走行回数1)…4000円
・エンジョイクラス2(走行回数2)…8000円
・ベーシッククラス(走行回数2)…1万2000円
・チャレンジクラス(走行回数3)…1万8000円
※エンジョイクラスは主催者による公式タイム計測は行わない
■講師(予定):
松田次生/平手晃平/三宅淳詞/野尻智紀/国本雄資/関口雄飛/山内英輝/新井敏弘など
開催にあたっての参加規定や各募集クラスの詳細、持参する装備、申し込み方法、実施コンテンツなどは下記ウェブサイトにて確認のこと。※各回の募集台数は状況によって変更する場合がある
ワークスチューニング・サーキットデイ
https://www.procrews.co.jp/workstuning/
〈文=ドライバーWeb編集部〉