古くから酒どころのひとつとして知られる山形県に、日本酒とワインを楽しめる有料試飲コーナー「やまがた酒巡り」が4月からオープンしていることを知っているだろうか。JR山形駅直結のビル「霞城セントラル」の一階で、常時42種類のお酒を楽しめる。

  • JR山形駅直結の「霞城セントラル」でオープンした有料試飲コーナー「やまがた酒巡り

日本酒とワインを1コインで1ショット楽しめる

近年、若い人や外国人でも飲みやすい酒造りで品質向上が続き、評価が高い山形県の日本酒。そんな山形の銘酒を一度に味わえるスポットが、JR山形駅直結のランドタワー「霞城セントラル」に4月1日からオープンしている。それが「やまがた酒巡り」だ。

  • 中央のディスプレイでは酒造元などによるお酒の紹介も行われていた

「やまがた酒巡り」に用意されたお酒は42種類。内訳は日本酒30種、ワイン12種となっており、専用のコインを使ってお酒が楽しめる。お酒のランクを問わず、すべての銘柄が1コイン1ショット、お猪口1杯分味わえるというのは大きなポイント。

  • 30種類のやまがた地酒を楽しめるコーナー

  • 12種類の県産ワインが楽しめるコーナー

料金は3コイン:500円、6コイン:1,000円となり、営業時間は10時から18時(コイン販売は17時30分まで)。取材時はまだ設置されていなかったが、おつまみの自動販売機も設置される予定。

  • コインは自動販売機で購入する。現金を忘れずに

  • すべての銘柄が1コインで1ショット楽しめる

月1イベント「飲みmonth」も開催予定

山形県は鳥海山、朝日岳、月山など山系それぞれが異なる水質を持っているため、バラエティ豊かなお酒を味わえるのが特徴。また、山形県は知る人ぞ知るワイン王国だ。ブドウをはじめとした地元名産のフルーツを使ったワインは、山形の新たな魅力を教えてくれる。

みずみずしい日本酒が多く、どれも思わずうなってしまう旨さだが、なかでもオススメは「純米大吟醸 山形讃香」。山形県観光物産協会もイチオシの逸品で、これが同じ1コインで楽しめるのはオトクとしか言いようがない。ぜひ1コインを使ってこの山形讃香を試してみて欲しい。

  • 「純米大吟醸 山形讃香」が同じ1コインで試せる

なお、月に1度、県内酒造・ワイナリーのタイアップイベント「飲みmonth」も開催予定。第一回は4月20日の11時と13時に行われるので、お酒が好きな人にとっては貴重な機会になりそうだ。

山形市にできた注目の新スポット「やまがた酒巡り」。ちょっとした空き時間で立ち寄ることができるので、山形駅で下車する機会があったらぜひ足を運んでみて欲しい。