女優の中村ゆりか、生駒里奈が18日、大阪・カンテレ本社で行われたW主演ドラマ『社内処刑人〜彼女は敵を消していく〜』(18日スタート 毎週木曜 深夜0:25〜※関西ローカルで地上波放送、DMM TVで独占配信)の取材会に出席した。

  • 左から生駒里奈、中村ゆりか=カンテレ提供

■生駒里奈&中村ゆりか、ドラマ初共演『社内処刑人』

本作は、カンテレと動画配信サービスのDMM TVがコラボした“復讐”がテーマのドラマ企画の第2弾。タナカトモ氏・つかさ有氏の同名のコミックを原作に、ハラスメントが横行する会社に謎の女性が現れたのを機に、まるでパワハラを粛清するかのように次々と起こる不気味な怪事件を描く。社内に恐怖を呼び込む謎の派遣社員・深瀬のぞみを中村が、多発する事件の真相を追う同僚の派遣社員・浅見ほのかを生駒里奈が演じる。

今回が初共演となる中村と生駒だが、「気が合うのか、波長が合うのか」(中村)、撮影が始まるとさっそく仲よしに。2人そろって「大好き」というエッグタルトの差し入れが撮影現場に届けられた折、「みなさんより先にもらっていいのかな? と様子をうかがうこともなく、空気を読まずに取りに行きました」(生駒)と、真っ先にゲットしたエピソードを明かし、「でも反省は?」(中村)「してないです!」(生駒)と笑い合うなど息もピッタリのやりとりで取材会を盛り上げた。

また、ドラマの注目ポイントをたずねると、ミステリアスな女性を演じる中村の「“何という顔をするんだろう?”と驚かされる表情」と生駒。自身の表情の演技について聞かれると「表情を作るのは、アラサーにもなってくると何でもできちゃう(笑)」と話し、「でも大人になると“うれしい”気持ちを表すのが大変。自然に笑顔を作るのって難しいなって思いました」と28歳の胸のうちをチラリ。

2011年、乃木坂46の1期生として芸能界入りしてから13年、「最近は何があっても“じゃあ次行こう!”って切り替えられるようになった。年を重ねたこともあるし、ここまで芸能界で生きてこられたからこそ」と心境の変化を明かした生駒は「私の母がよく“おばさんになった方が楽しい”って言うんですけど、その方が悩みの時間が少なくなって仕事に集中できると。なので、早く30歳になりたい!」とまもなく迎える30代に思いを馳せた。

第1話の放送を控え「視聴者のみなさんの反応が楽しみ」と中村。「次に何が起こるのか、展開が読めない。回を追うごとに先が見えなくて、その先が気になって次が見たくなるドラマになっていると思います」と作品をPRしていた。