コナミデジタルエンタテインメントが運営する「KONAMI eスポーツ学院」について、2024年度(2025年4月入校)から、3年制の募集を開始することが発表された。ネットでは「すごい時代」「自分で配信したほうが…」などの声が寄せられ注目を集めている。
「KONAMI eスポーツ学院」は、eスポーツ人材を育てるための幅広いカリキュラムを提供している。これまで短期学習コースとして1年制を展開してきたが、今回2025年度から「第一学院高等学校」と提携した高校生向けの3年制へ事業転換。これは1年制を実施するなか、「3年間の高校生活を通して、同じ仲間でeスポーツと学業を両立して学びたい」という要望に応えた、新たな方針だという。
3年制の導入により、試合や大会で勝利するためのテクニックだけでなく、さまざまな座学を通して多彩なスキルを時間をかけて磨くことで、eスポーツ業界にとどまらず幅広い分野に対応できる人材を育てていくとした。
卒業後の進路についても、第一学院高等学校との連携により、進学・就職対策や、大学・短大・専門学校の指定校推薦制度の活用などが可能。さらに、第一学院高等学校の先生から直接、学習についてのサポートや、大学・専門学校への進学といった卒業後の様々な進路相談を受られるという。
学院はKONAMI本社内に設置され、ハイスペックゲーミングPCなどを完備する実技ルームや、幅広い座学を学ぶための明るく開放的な講義ルームを用意。また講師陣についても、世界大会の出場経験もある国内トップレベルのプロeスポーツチームが、競技シーンで勝つための技術から、ファンの心をつかむ配信のノウハウを提供する。
年に1回実施される「合同トライアウト」では、提携するプロeスポーツチームが、生徒たちの実力、熱意などを総合的に審査し、合格者は一定期間練習生としてチームに所属でき、特別なプログラムを体験できるという。
2025年度(2025年4月入校)の出願受付期間は、2024年6月3日から2025年1月24日まで。募集定員は40名。詳細は公式サイトで確認できる。
ネット上では「今すぐ自分で配信なりなんなりしたほうが」「勉強はできないけど、ゲームなら何時間でも集中できるというのも才能だと思う」「すごい時代だ。eスポーツの学校ができるとは」などの声が寄せられた。