ヘルスアンドライツは4月16日、「健康と仕事に関する意識調査」の結果を発表した。調査は4月1日~3日、生理痛やPMSの不調を抱える女性のうち、今春新社会人として働く女性100人、および社会人歴2〜4年目の女性300人を対象にインターネットで行われた。
生理痛やPMSの不調を抱える新社会人女性に対し、社会人生活を送る上で、生理に関する不調について不安があるか尋ねたところ、9割超が「とても不安がある」(43.6%)、「少し不安がある」(50.9%)と回答。
また、全調査対象者に生理やPMSで不安に感じることを聞いたところ、先輩社会人の6割弱が「生理痛やPMSを理由に休みにくい」「仕事のパフォーマンスに影響が出る」と回答したのに対し、「生理痛やPMSを理由に休みにくいのでは?」「仕事のパフォーマンスに影響が出るのでは?」という不安を抱える新社会人は5割弱という結果に。新社会人が想像している以上に、先輩社会人は生理痛やPMSを理由に休みづらく、仕事に影響が出ると感じていることがうかがえた。
続いて、生理痛やPMSへの対策について教えてもらったところ、休暇制度や在宅勤務制度など会社の制度を利用している先輩社会人の割合は、新社会人の約半分という結果に。理由を聞くと、「上司に生理が理由だと話しにくい」「他の人が利用しているか分からないから申請しづらい」「不調のたびに、柔軟にスケジュールを調整できない」などが挙げられ、新社会人の理想と先輩社会人の現実には大きなギャップがあることが判明。
また、「生理痛やPMSへの対策として、低用量ピルの服用を検討していますか?」と尋ねたところ、「検討している」新社会人は23.1%。日本のピル服用率は2.9%であるのに対し、生理痛やPMSの不調を抱える新社会人の約5人に1人が低用量ピルに関心を持っていること明らかとなった。
※PMS対策アプリ『ケアミー』調べ