お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が、17日スタートする日本テレビの音楽番組『読売日本交響楽団 粗品と絶品クラシック』(毎週水曜26:29~ ※初回26:35~)のMCを務める。
この番組は、MCの粗品が「みんなにぜひ聴いてほしい!」という絶品クラシック曲をプレゼン。専門家とともに「知ってから聴くと確かに違う」豆知識を伝えながら、読売日本交響楽団(読響)による演奏を5.1chサラウンドで、まるでコンサート会場で聴いているかのようにほぼノーカットで届ける。
2歳からピアノを始め、芸人をやっていなかったら指揮者を目指していたという粗品。ミュージシャンとしては、自主レーベル「soshina」に所属し、得意楽器はギター。作詞・作曲から編曲、ミックスまでこなし、曲も発表している。
番組では、そんな粗品が「つい誰かに話したくなる」名曲に隠された裏話やオーケストラの魅力を紹介。読響演奏者たちの、緊張感あふれる舞台裏も公開する。
初回の放送は、「近代フランス音楽の父」と言われたセザール・フランク作曲「交響曲ニ短調」。教会のオルガニストとして高い評価を受けていたフランクが、オルガンで作曲したであろう交響曲。だが、この交響曲の編成にオルガンはない。指揮者・山田和樹氏による楽曲解説を、粗品なりの解釈で披露する。そして、山田氏が首席客演指揮者として6年間務めた最後のプログラムとなる。
コメントは、以下の通り。
■粗品
僕がナビゲーターをすることで、クラシックに触れてこなかった人に魅力を伝えて、クラシックに触れるきっかけになるような番組にしたいです。ほぼノーカットでコンサート映像を放送するという意味でこの番組は攻めているので、玄人にも抜群の番組だと思います。日テレのカメラのスイッチングも見事なんですよ!すごく安心して見られますし、楽団にリスペクトのないスタッフはいないので、作品を生で見ているかのような演奏を届けられると思います。
■読売日本交響楽団
新番組『読売日本交響楽団 粗品と絶品クラシック』で粗品さんとご一緒することを大変嬉しく思います。クラシック音楽にも詳しい粗品さんが、独自の切り口で当団の魅力を視聴者の皆さんへ届けてくださることを期待しています。実は当団の楽団員にも、ミュージシャン・粗品さんのファンがいるんですよ。いずれ、何らかの形でコラボできるといいですね。
ぜひ番組で当団の演奏をお楽しみください! コンサート会場でも皆さんのご来場をお待ちしています!