JR西日本は16日、北陸新幹線の金沢~敦賀間に関して、3月16日の開業から1カ月の利用状況を発表した。延伸開業した区間のうち、金沢~福井間は開業から1カ月(3月16日から4月15日まで)で72万3,000人が利用し、前年同曜比126%・2019年同曜比112%だったという。

  • 北陸新幹線の金沢~敦賀間は3月16日に開業

金沢~福井間で1日平均2万3,000人が利用したことになり、前年やコロナ前の2019年と比較しても大きく上回る利用者数になった。方面別で集計すると、金沢駅から福井駅までの利用が36万8,000人で前年同曜比126%・2019年同曜比114%。福井駅から金沢駅までの利用が35万5,000人で前年同曜比126%・2019年同曜比110%となっている(数値は四捨五入)。

なお、前年同曜比・2019年同曜比は在来線で運行された特急「サンダーバード」「しらさぎ」「ダイナスター」「おはようエクスプレス」「おやすみエクスプレス」(北陸本線福井~金沢間)の利用実績との比較となる。JR西日本は今回の集計結果を受け、引き続き多くの人に利用してもらえるように、利便性の向上に取り組むとしている。