フジテレビ系ドラマ『ブルーモーメント』(24日スタート、毎週水曜22:00~)の制作発表会見が16日、都内にて行われ、山下智久、出口夏希、岡部大(ハナコ)、水上恒司、夏帆が登壇した。

  • 夏帆、水上恒司、山下智久、出口夏希、岡部大

『コード・ブルー』をチェック

同作で、若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまった天才脳外科医・汐見早霧役を演じる夏帆。医師役は「本当に難しいです……!」とこぼすも、「特に早霧はすごく優秀なドクターということで(難しい)。医療用語や所作は初めて経験するお芝居の連続で、日々悪戦苦闘していますが、新鮮で楽しくやらせていただいています」と充実した表情を浮かべた。

また、医師役のイメージを作るために、山下が主演を務めた医療ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)を事前に観たと明かすと、山下本人が「最高の教材だと思います」と太鼓判を押し、会場の笑いを誘った。

同作は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語だが、山下は「23歳くらいの頃、『コード・ブルー』を撮影してるとき、自分たちは医者を目指す役を演じているけど、実際に人を救うことはできないんだ、と疑心暗鬼に陥った時期がある」と回想。

しかし、「放送が始まると、『このドラマを観て、医師、看護師になろうと思いました』というお手紙をすごくたくさん頂いて。それから時が経って、実際に医師や看護師になられた方が本当にたくさんいらっしゃって、ドラマを持ってる影響力を感じた」といい、「間接的にではあるけど、命を救うお仕事だと誇りを持たせてもらっています。今回のドラマも観てくださる方に、災害の知識や希望を届けられる作品だと思います。キャスト・スタッフともに魂を込めて撮影していますので、ぜひ観ていただければなと思います」と力強く語った。