ナイルは4月9日、「GoogleサードパーティCookie廃止の動きに対する直近1年のデジタルマーケティング予算、広告費用動向調査」の結果を発表した。同調査は4月1日~5日、マーケティング従事者463名を対象に、インターネットで実施した。
直近1年のデジタルマーケティング予算の変化を聞いたところ、58.3%が「増えた」「どちらかといえば増えた」と回答した。
デジタルマーケティング予算が増加傾向の中で、最も重要度の高い手法について聞くと、最も多い回答は「コンテンツマーケティング」(46.2%)で、「SEO」(38.4%)、「SNSマーケティング」(31.3%)、「動画マーケティング」(30.5%)と続いた。
Google ChromeでのサードパーティCookieの段階的廃止によるデジタルマーケティング広告予算の変化について尋ねたところ、51.8%が「増えた」「どちらかといえば増えた」と答えた。約3割が直近1年での変動はないと回答している。
サードパーティCookieの段階的廃止へ向けた対策状況について尋ねると、53.8%が「対策している」、34.1%が「対策していない」と答えた。
サードパーティCookieの段階的廃止に対する対策として、今後実施または検討していることで最も多かったものは、「メガプラットフォーム(Google/Meta等)のCookieレス広告」(63.5%)だった。