◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。
今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。
通勤や通学で大活躍の自転車。いつものシティサイクルでは物足りないけど、ロードバイクに乗るほどでもない、なんて考えているあなたにぴったりなのがクロスバイクです。乗りやすく、ある程度スピードや長距離ライドも楽しめる点もおすすめですが、そのおしゃれなデザインも大きな魅力です。この記事では、そんなおしゃれなクロスバイクの選び方とおすすめ商品を紹介します。
毎日をもっとスタイリッシュに、おしゃれなクロスバイクで
毎日をちょっとオシャレに楽しく過ごす方法、それはかっこいいクロスバイクと出会うことから。クロスバイクはスリムで洗練されたデザインが特徴で、通勤や通学、週末のお出かけをもっと特別なものにしてくれます。あなたのライフスタイルをガラッと変える魅力を持っているのがクロスバイクです。
おしゃれなクロスバイクに乗るだけで、いつもの移動時間が楽しい冒険に変わる。朝の通勤が、さわやかな空気を感じながら進む快適な時間になったり、週末は新しい道を探検してみたり。カフェ巡りや新しい景色を発見するのも、自転車ならではの楽しみです。
さらに、クロスバイクは見た目も自由自在。クールなブラック、ピュアなホワイト、ビビッドなブルーやレッドまで、スタイルに合わせて色を選ぶことができます。あなたの個性やおしゃれ心を、クロスバイクで表現してみませんか?
おしゃれなクロスバイクの選び方
ひとことでクロスバイクと言っても、さまざまな種類の自転車があります。もともと「クロスバイク」の定義は必ずしも厳密なものではなく、レースなどで規定されているロードバイクなどにくらべて、かなりメーカーごとに特徴や仕様が違います。
そんなクロスバイクを、特におしゃれなデザインに着目しながら、どのように選べばよいのか、見ていきましょう。
フロントギアで選ぶ
クロスバイクを選ぶ際、フロントギアはその性能と使い勝手を大きく左右します。また、デザイン性を考えても相当印象が変わりますので大変重要な要素になります。フロントギアの選択は、走行環境や用途、そして個人の好みによって異なりますが、ここで具体的な選び方について掘り下げてみましょう。
フロント3段
フロント3段ギアは、幅広いギア比を提供し、様々な走行環境に対応できることが最大の利点。坂道や長距離走行でも快適に対応できるため、多様なシチュエーションでの使用を考えている方には最適です。しかし、このタイプはギアシステムが複雑になりがちで、重量が増加する傾向にあります。また、日常の街乗りでは3段のギア比全てを使いこなす機会は少なく、オーバースペックと感じる場合もあります。重たくなる傾向と、必要以上のギアが逆に乗り心地を損ねることもあるため、購入前には実際に必要なギア範囲をよく考えることが重要です。
フロント3段はもともとマウンテンバイクで多用されていたギアで比較的安価な自転車に転用されるケースが多いです。どうしてもリーズナブルなクロスバイクではフロント3段の選択肢しかない場合もありますので、その場合は割り切って使用しましょう。
フロント2段
フロント2段ギアは、シンプルでありながら街乗りから軽いアウトドアまでこなせるバランスの良さを持っています。必要十分なギア範囲を提供し、多くのライダーにとって使い勝手が良い選択肢です。複雑な構造ではないため、メンテナンスの手間も比較的少なく、日々の使用においてもストレスを感じにくいでしょう。フロント3段に比べて軽量で、扱いやすいのが特徴。一般的な街乗りや週末のサイクリングには、この2段ギアが最も適していると言えます。
フロント1段
フロント1段のクロスバイクは、そのシンプルさと軽量さで人気があります。フロントのギアチェンジが必要ないため、操作が直感的で初心者にも扱いやすいのが魅力。メンテナンスの手間も最小限に抑えられるため、日常の通勤や通学、短距離の移動に最適です。ただし、坂道や長距離走行ではパフォーマンスに限界があるため、使用する環境をよく考えて選ぶ必要があります。
【エキスパートのコメント】
フロントギアの選択は、あなたのサイクリングスタイルや走行環境に合わせて慎重に行うべきです。軽量でシンプルなものから、多様な走行条件に対応できるものまで、自分にとって最適なクロスバイクを見つけましょう。
フレーム素材で選ぶ
クロスバイクのフレーム素材は、乗り心地やパフォーマンスに大きく影響します。また、カーボンなどは特にそうですが、その素材でなくては出来ないフレーム形状、または素材特有の形状などもあるため、デザイン的にも素材選びが大きく影響します。ここでは、クロモリ(スチール)、カーボン、アルミの3つの主流素材について、メリットとデメリットを深堀りします。
クロモリ(スチール)
クロモリ(クロムモリブデン鋼)フレームは、その耐久性としなやかな乗り心地で知られています。往年の自転車愛好家からも高い評価を受けており、古き良き自転車の雰囲気を今に伝える素材です。
クロモリ以外にもスチールを用いた素材はシティサイクルに用いられる比較的安価なハイテンション鋼などもありますが、大きく分けるとその特性は似ています。
メリット
- 耐久性が高く、長期間にわたって使用できる。
- 衝撃吸収性に優れ、長距離走行でも疲れにくい乗り心地を提供。
- 修理やカスタマイズがしやすいため、自転車愛好家には特に魅力的。
デメリット
- アルミやカーボンに比べると重量があるため、持ち運びには不便。
- 高品質なクロモリフレームは価格が高め。
【エキスパートのコメント】
私自身は丈夫で美しい形状がつくりやすいクロモリのフレームを特に推しています。その理由は、時間が経つほどに味わいが出るその耐久性と、どんな道でも快適に乗りこなせるしなやかさにあります。
カーボン
カーボンフレームは、軽量で高剛性が求められるスポーツ走行に最適な素材です。その先進的な技術は、レースや長距離サイクリングでのパフォーマンス向上に貢献します。
メリット
- 軽量でありながら高い剛性を持ち、効率的な走行が可能。
- 振動吸収性に優れているため、快適な乗り心地を実現。
デメリット
- 高価であり、初心者にはハードルが高い場合がある。
- 衝撃に弱く、破損した場合の修理が困難。
アルミ
アルミフレームは、軽量でありながら手頃な価格で提供されることが多く、一般的なクロスバイクによく使用されています。
メリット
- 軽量で扱いやすく、女性や若年層にも人気。
- コストパフォーマンスに優れ、初心者にもおすすめ。
デリット
- クロモリに比べると振動吸収性が劣る。
- カーボンほどの高剛性はないため、競技用としては物足りない。
- 金属疲労やダメージを蓄積しやすく、また劣化具合が分かりづらいので比較的急速に破断する。
【エキスパートのコメント】
各フレーム素材にはそれぞれの特徴があり、使用目的や好みによって最適な選択が異なります。自分に合ったフレーム素材を選ぶことで、サイクリングの楽しさが一層増すでしょう。
フレーム形状・サイズで選ぶ
クロスバイクを選ぶ際、フレームの形状とサイズは乗り心地や使い勝手に大きな影響を与えます。それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを見つけましょう。
ホリゾンタル
ホリゾンタルフレームは、トップチューブが水平に近いクラシカルなデザインです。レトロな雰囲気を持ちつつ、シンプルで洗練されたスタイルが魅力。懐かしさと新しさが融合したデザインを好む方におすすめです。安定した乗り心地が楽しめ、長距離のライドでも疲れにくい特徴があります。
スローピング
スローピングフレームは、トップチューブが前方に向かって下がる形状をしており、現代的でスポーティなデザインが特徴です。同じフレームサイズでもサドルを下げられるので小柄な人にもおすすめ。そのため乗り降りしやすく、様々な体型の人にフィットしやすいのも魅力。活発な走行を楽しみたい方にぴったりです。
ジオメトリって?
ジオメトリは、フレームの形状や角度を指す用語で、自転車の走行性能や乗り心地に大きく影響します。例えば、長いホイールベースは安定性を高めますが、短いホイールベースは敏捷性を向上させます。自分がどのような乗り心地を求めるかによって、ジオメトリを考慮して選ぶことが大切です。
とは言え、自分に最適なジオメトリを探し出すことはなかなか困難です。ショップなどで実際に自転車に触れながら教えてもらうのが良いでしょう。
ホイールサイズ
ホイールサイズは、車輪の大きさによって走行性が変わる要素です。一般的なクロスバイクは700Cが多いですが、小柄な方や取り回しを重視する場合は、小さめの650Bや26インチを選ぶと良いでしょう。用途や好みに合わせて、適切なホイールサイズを選びましょう。
フレームサイズは試乗ありき
【エキスパートのコメント】
フレームサイズは、快適に乗るために最も重要な要素の一つです。身長や脚の長さに合わないサイズでは、長時間のライドが不快になる可能性があります。購入前には、試乗して自分の体に合ったサイズを選ぶことが大切です。多くのショップでは、試乗車を用意していますので、ぜひ試乗をお願いしてみましょう。
クロスバイクを選ぶ際は、これらのポイントを押さえ、自分に合った一台を見つけることが楽しいライディングライフへの第一歩です。
カラーで選ぶ
クロスバイクを選ぶ際、カラーはそのバイクが持つ印象を大きく左右します。ここでは、人気のカラーと、そのカラーのクロスバイクを用意しているメーカーを紹介します。
ブラック
ブラックはスタイリッシュでクールな印象を与える万能色。どんな服装やシチュエーションにも合わせやすく、洗練された都会的なイメージを演出します。ジャイアント(Giant)は、シンプルでありながら存在感のあるブラックのクロスバイクをラインナップしています。
ホワイト
ホワイトは清潔感があり、どこか穏やかな印象を与えます。明るいカラーは視認性も高く、安全面でもメリットがあります。ルイガノ(LOUIS GARNEAU)は、スタイリッシュなデザインのホワイトフレームを採用したモデルを多数取り揃えています。
ブルー
ブルーは穏やかさと爽やかさを兼ね備え、ライダーにリラックスした気持ちをもたらします。海や空を連想させるこの色は、アウトドアシーンにもぴったり。GIOSブルーと呼ばれるほどの代表色である、青いフレームを使いこなすのがジオス(GIOS)です。様々なシェードのブルーを採用したモデルを展開しており、自然の中でのサイクリングを楽しみたい方におすすめです。
レッド
レッドは情熱的でエネルギッシュな印象を与えるカラー。目を引く鮮やかさがあり、ポジティブなエネルギーを感じさせます。ブリヂストンのように、印象的なカラーとしてレッドを採用しているブランドもあり、スポーティなイメージを好む方に最適です。
カラー選びのまとめ
【エキスパートのコメント】
クロスバイクのカラーは、ただ単に見た目の好みだけでなく、乗るシチュエーションやライダーの個性を反映する重要な要素です。各メーカーは独自のカラーリングを提供しており、あなたのスタイルに合った一台を見つけることができます。最終的には、直感的に「これだ!」と思えるカラーを選ぶのも一つの楽しみ方。自分だけのおしゃれなクロスバイクで、毎日のサイクリングをもっと楽しくしましょう。
こんなクロスバイクを選んではダメ!
クロスバイク選びは、楽しみながらも慎重に行うべきです。特に避けた方が良いバイクの特徴をいくつか挙げます。これらのポイントを抑えておくことで、クロスバイクの購入後に後悔するようなことはなくなりますよ。
極端に重いバイク
クロスバイクの魅力の一つはその軽快性です。例えば重量が20kg以上もあるバイクは、取り回しが非常に困難になります。普段から軽快に乗れる自転車本体の重量の目安は重くても15kg程度までと考えておきましょう。ただし、あらかじめ泥除けやかご、リアキャリアなどが付いている場合はその分重たくなります。軽量で扱いやすいモデルを選びましょう。
スペックが非公開
メーカーがスペックを明確に公開していない製品は、避けた方が無難です。スペックが不明瞭な場合、購入後に期待していた性能を得られない可能性があります。購入前には、ギア数、フレーム素材、重量など、基本的なスペックを確認しましょう。
あまりにも安価
非常に安価なクロスバイクも注意が必要です。確かに低価格は魅力的ですが、品質や耐久性が犠牲になっていることが多いです。安全性に問題がある場合もありますので、あまりにも安価な製品は避け、信頼できるブランドの適正価格の製品を選びましょう。実売価格で3万円を切るようなクロスバイクは、よほどの名の知れたメーカー製でない限り、基本的に手を出さない方が無難です。
聞いたこともないメーカー・ブランド
無名、または聞いたことのないメーカーやブランドのクロスバイクには注意が必要です。アフターサービスや部品の入手が困難な場合がありますし、品質面でのリスクも考えられます。レビューや口コミ、ブランドの信頼性をしっかりと調査し、購入を検討しましょう。
バリが残っている、塗装がひどい
製品の仕上がりが雑で、バリが残っている、塗装がひどいなどの製品は品質管理が行き届いていない証拠です。こういったバイクは、見た目の問題だけでなく、安全性にも影響を及ぼす可能性があります。購入前には、できる限り実物を確認し、細部にまで注意を払いましょう。
【エキスパートのコメント】
クロスバイク選びは、あなたのライディングライフを左右します。これらのポイントを避けることで、長く愛用できる一台を見つけることができるはずです。
おしゃれなクロスバイクのメーカー・ブランド
さまざまなメーカーから発売されているクロスバイク。迷ったときは信頼できるメーカー、ブランドから選んでみるのも容易でしょう。ここでは、おしゃれなクロスバイクのメーカー・ブランドを紹介します。
ビアンキ(Bianchi)
世界最古の自転車メーカーの一つ。特有の「チェレステ」色が象徴的で、デザイン性と性能の高さに定評がある。デザインと性能を重視するライダーにおすすめ。
ジオス(GIOS)
イタリア発のブランドで、クラシカルなデザインと現代的な性能を融合。特にロードバイクが有名。代表色「GIOSブルー」のフレームの美しさは格別。クラシックなスタイルを好むライダーにおすすめ。
スコット(SCOTT)
イノベーションを重視するスイスのメーカー。軽量で高性能なバイクを多数ラインナップ。競技用からレジャーまで幅広く対応したいライダーにおすすめ
コルナゴ(COLNAGO)
イタリアの高級自転車ブランド。美しいデザインと卓越した性能で、プロライダーにも愛用される。高品質なバイクを求めるライダーにおすすめ。
ラレー(RALEIGH)
イギリス発祥の老舗ブランド。クラシックなデザインの自転車が多く、街乗りからレースまで対応。伝統的なデザインを好むライダーにおすすめ。
ブリヂストン(BRIDGESTONE)
タイヤメーカーとして知られている、日本最大の自転車メーカー。高品質で耐久性に優れた自転車を多数提供。信頼性と実用性を求めるライダーにおすすめ。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)