映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の完成披露試写会が15日に都内で行われ、川西拓実(JO1)、桜田ひより、井之脇海、栁俊太郎、円井わん、風間太樹監督が登壇した。
同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
■JO1 川西拓実、初主演映画『バジーノイズ』完成披露試写会に登場
今作で映画初主演を務めた川西は「見ての通り緊張しております(笑)」といいつつも、「すごく楽しみ。初めての主演映画ということで思い入れもあって、一生忘れない作品になると思うので、皆さんに早く観てもらいたいなという気持ちがあります」と力強く語った。
本編を観た感想について聞かれると、「自分がまさかスクリーンに映し出されるとは思ったことなかったので、少し恥ずかしい気持ちとともに、『これは観てくださる方を絶対後悔させない作品になったな』と改めて思いましたし、たくさんのチャレンジがあった作品なんですが、やってよかったなと思いました」と振り返っていた。
また、イベントでは同作主人公・清澄がミニマリストということにちなみ、「○○さえあれば他に何もいらない」をテーマにトークするコーナーを実施。風間監督は「推し」と回答し、「人生で推しができたことがなかったんですよ。でも最近推しができたので……(推しの名前は)あんまり言うようなことでもないんですよね……」と話す。先日行われたイベントで風間監督から推しとして名前を挙げられていた川西はソワソワし出し、「言わないんですか……?」とポツリ。これを受けた風間監督が「本当にカッコよくて、演奏シーンとかを観ていてもホレボレする……柳くん!」と答えると、肩透かしをくらった川西はステージ前方に大きく飛び出しズッコケ。「関西ではこれくらいやれという教えなので……(笑)」と笑いを誘っていた。