20日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『東京タワー』(毎週土曜23:00~)の記者会見が、きょう15日に東京・麻布台ヒルズで行われ、永瀬廉(King & Prince)、板谷由夏、松田元太(Travis Japan)、MEGUMIが登壇。MEGUMIが、役どころについて語った。

  • MEGUMI

■MEGUMI、松田元太と息ぴったりの様子見せる

今作でMEGUMIが演じるのは、専業主婦として暮らすもどこかに満たされない孤独感を抱えた喜美子。娘の家庭教師の20歳以上も年の離れた耕二(松田)から誘惑され、最初こそ拒んでいたものの心の中に抑圧されていた“女性”の部分を刺激され、禁断の関係にもつれ込んでいくことに。映画版で松本潤と寺島しのぶが演じた“20歳年の差・禁断の恋”に、松田とMEGUMIが挑戦する。

胸元がざっくりと開いた肩出しドレスで登場し、色気を振りまいていたMEGUMI。今回の役どころについて「人の恋愛をぶち壊す役か犯人役が多かったので、恋愛をする役は初めてに近い」と笑いを誘いながら語り、「“向き合ってもらっていない”という悩みを持つ女性だから、すごく向き合ってくれて、そのままでいいんだよって日々接してくれる耕二にドキドキして惹かれるのは分かるし、そうなってしまうよなと、気持ちを理解しながら演じています」と語る。

相手役の松田が天然ぶりを発揮するたび、こらえきれない様子で笑ったり、優しい表情で見守ったり、永瀬と共にツッコミを入れていたMEGUMI。会見で松田は自身が所属する「Travis Japan」というグループ名を常に流暢な英語で発音していたが、MEGUMIも松田に合わせ、ネイティブのようなイントネーションで「Travis Japan」と口にするなど、すでに息ぴったりの様子だ。

MEGUMIは「ドラマってその時代を象徴するものだと思います。女性キャラクターの描かれ方も、これまでの『東京タワー』とは違うんですね。禁断の恋を、今までとは違う受け止めをして、成長・変化して次のところに行くプロセスが全然違うので、この時代のドラマだなと感じてもらえたら」と今作の見どころをアピールした。

■直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を実写ドラマ化

2005年に黒木瞳×岡田准一で映画化された、直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を連ドラ化。永瀬演じる21歳の青年・小島透と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)の美しくも許されない愛、その儚く甘美な世界を、現代の東京の最旬スポットを舞台に、令和という新しい時代ならではのストーリーとキャラクターで大胆に描き出す。