三井住友海上火災保険は4月15日、会社勤めの社会人を対象に実施した「挑戦に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2024年3月7日~3月11日、22~34歳の会社員800名(社会人3年目以内の会社員400名、社会人4年目以降の会社員400名)を対象にインターネットで行われた。
若手社会人の約6割が「上司・先輩が挑戦していないとモチベーションが下がる」
若手社会人を対象に「上司・先輩が挑戦していないとモチベーションが下がると思いますか」と質問したところ、「あてはまる」「ややあてはまる」のいずれかを回答した人は61.8%となった。上司・先輩の挑戦する姿が、部下の仕事のモチベーションに大きな影響を与えることが明らかに。
先輩社会人の半数以上が「仕事の中で挑戦したことはない」
先輩社会人を対象に、仕事の中での挑戦経験について質問したところ、52.3%が「挑戦したことがない」と答えた。挑戦している上司・先輩の姿が部下のモチベーションに関わることが明らかになったが、過半数の先輩社員は挑戦している姿を見せられていないことが判明した。
「挑戦する上司」と働く若手社員は、約8割が成長を実感
「仕事を通じて成長できていると感じますか」という質問に対して、挑戦している上司・先輩のもとで働く人の79.5%が「仕事を通じて自分が成長できている」と回答。一方で、挑戦していない上司・先輩のもとで働く人の回答は36.8%にとどまり、42.7%も差があることが明らかになった。
若手社会人の約7割が「挑戦している上司・先輩のもとで働きたい」と回答
若手社会人に「挑戦している上司・先輩のもとで働きたいと思いますか」と質問したところ、67.0%が「あてはまる」「ややあてはまる」と回答。また、「挑戦している上司・先輩はかっこいいと思いますか」という質問でも、69.3%が「あてはまる」「ややあてはまる」と答えている。挑戦する上司・先輩が若手社会人にとっての理想の上司・先輩像の1つになっていることが明らかになった。