MMDLaboは4月15日、「2024年3月QRコード決済上位4サービス利用者のポイ活意識調査」の結果を発表した。調査は2024年3月22日~3月25日、予備調査では18歳~69歳の男女25,000人、本調査ではQRコード決済利用上位4サービスメイン利用者2,000人を対象に、インターネットで行われた。(PayPay n=500、楽天ペイ n=500、d払い n=500、au PAY n=500)
現在最も活用しているポイント「楽天ポイント」が38.3%でトップ
18歳~69歳の男女25,000人を対象に、現在活用しているポイントについて聞いたところ(複数回答可)、現在活用しているポイントは「楽天ポイント」が59.7%と最も多く、次いで「Tポイント」が46.0%、「Pontaポイント」が41.1%となった。
続いて、ポイント活用者(n=22,250)を対象に、最も活用しているポイントについて聞いたところ、「楽天ポイント」が38.3%と最も多く、次いで「PayPayポイント」が16.0%、「dポイント」が15.7%、「Pontaポイント」が9.9%とQRコード決済上位4サービスのポイントが上位で79.9%を占める結果となった。
QRコード決済上位4サービス利用者のポイ活意識「楽天ペイ」は88.8%
予備調査から抽出したQRコード決済上位4サービスメイン利用者2,000人(各n=500)を対象に、QRコード決済を利用する際のポイント活用への意識について聞いたところ、意識して貯めている(「意識して貯めている」と「やや意識して貯めている」の合算割合)のは「楽天ペイ」が88.8%と最も多く、次いで「d払い」が87.0%、「au PAY」が76.6%、「PayPay」が74.4%となった。
ポイントの活用する際に意識して行動したことは?
QRコード決済を利用する際にポイント活用を意識していると回答した1,634人を対象に、利用できるポイントを活用する際に意識して行動したことを聞いたところ(複数回答可)、楽天ペイ(n=444)は、「ポイントでの支払いをする」が39.0%と最も多く、次いで「支払い方法でメイン利用しているQRコード決済サービスをメインにする」が36.0%、「ポイントの2重・3重取りをする」が35.1%となった。
d払い(n=435)は、「支払い方法でメイン利用しているQRコード決済サービスをメインにする」が41.6%と最も多く、次いで「ポイントでの支払いをする」が40.7%、「メイン利用しているQRコード決済サービスが利用できる場所で買い物するようにする」が39.5%となった。
au PAY(n=383)は、「メイン利用しているQRコード決済サービスが利用できる場所で買い物するようにする」が43.9%と最も多く、次いで「支払い方法でメイン利用しているQRコード決済サービスをメインにする」が39.9%、「メイン利用しているQRコード決済サービスのポイントが貯まりやすい場所で買い物するようにしている」が38.6%となった。
PayPay(n=372)は、「メイン利用しているQRコード決済サービスが利用できる場所で買い物するようにする」が37.4%と最も多く、次いで「支払い方法でメイン利用しているQRコード決済サービスをメインにする」が34.4%、「キャンペーン時に利用するようにしている」が32.3%となった。
QRコード決済と同じ経済圏サービスの併用個数
QRコード決済上位4サービスメイン利用者2,000人を対象に、QRコード決済と同じポイント経済圏サービスの利用個数について聞いたところ、併用個数は「楽天ペイ(n=482)」が平均4.8個と最も多く、次いで「au PAY(n=465)」が平均3.4個、「d払い(n=460)」が平均3.2個、「PayPay(n=465)」が平均2.6個となった。