ユーグレナは4月12日、「花粉症アレルギー性鼻炎になりやすい遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」を公開した。同ランキングは、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータ(57,449人)をもとに、「花粉症アレルギー性鼻炎(SNP:rs2155219)」を調査し、「リスクが高めのタイプ(遺伝子型:TT)」に該当する人の割合を都道府県ごとに算出した。

  • 花粉症アレルギー性鼻炎になりやすい遺伝子タイプが多い都道府県ランキング

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調査の結果、「花粉症アレルギー性鼻炎になりやすい遺伝子タイプ」の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位 山口県、2位 島根県、3位 和歌山県、4位 富山県、5位 高知県、6位 岩手県、大分県、8位 広島県、長崎県、10位 愛知県となり、どちらかというと西日本の方が多いという傾向がわかった。

遺伝子解析サービスでは遺伝的な傾向を表示している。リスクが高くても必ず発症するわけではなく、リスクが低くても発症する可能性がないと断定するものではない。また、新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性がある。