きょう13日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』(毎週土曜23:30~※初回は23:00~1時間スペシャル)の記者会見が某日、撮影セットで行われ、高橋一生・橋爪功・本田翼・宮本茉由が登場。本田が、寝坊へのお悩み相談に答えた。
■視聴者の質問に答える「航さんに聞いてみよう」開催
高橋と橋爪功の「2人で一緒にドラマをやりたい」と思いが実現し、向田邦子賞受賞経験のある脚本家・橋部敦子氏が手掛けた2023年1月期ドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』の続編である同作。前作から引き続き煙火店の跡を継ぐ望月星太郎(高橋)、その父で幽霊の望月航(橋爪)、花火職人を目指す水森ひかり(本田)が登場し、新たに星太郎に弟子入りを志願するばかりか、唐突にプロポーズをする謎の女性・野口ふみか(宮本茉由)が加わる。
撮影の雰囲気を聞かれた高橋は、「雰囲気はとてもいいです。宮本さんが入ってこられたことで、これまでの3人の会話のリズムが新しいものに変化していて、面白く芝居をさせていただいてます」、宮本はその雰囲気について「シーズン1の御三方にどう入っていったら面白くなるのか考えることがすごく勉強になりましたし、優しくお話してくださって楽しいです」とニッコリ。本田はそんな宮本を「オアシスのような子なので、柔らかい風や水が流れているような現場になっています」と新加入に感謝したが、橋爪は本田と宮本に「お二方とも若いんで、なるべくそばにいかないようにしています。話が合わない(笑)」とつれない態度で笑いを誘う。しかし本田から「この間、白菜の話で盛り上がったじゃないですか」と明かされていた。
また、橋爪演じる航が視聴者からの質問に答える「航さんに聞いてみよう」も行われ、今回は特別に4人が役になりきって、番組公式Xで募集した悩みに答えた。星太郎には「どのように気持ちを切り替えたり、ストレスを発散されたりしていますか?」という質問が届き、「花火の玉込めをしている時は、無心になれますね。そうすると、いつの間にか切り替わっている気がします」と、高橋は星太郎らしく解答。ひかりには「いつか寝坊するんじゃないかと怯えています。起きられる方法は?」という相談が。本田は「働いている以上、一生怯え続けます(笑)」と笑いながら断言し、「『寝坊するんじゃないか』という恐怖心がなくなったとき、人は寝坊します。恐怖を持ちつづけましょう!」と力強くアドバイスを送った。
【編集部MEMO】『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』第1話あらすじ
コロナ禍で中止が続いていた花火大会だったが、昨年、満を持して開催。それを機に、花火職人として仕事へのやる気にみなぎっていた望月星太郎(高橋一生)だったが、現在は、自室に引きこもる生活を送り、望月煙火店は開店休業状態に。自堕落な生活を送る理由は、花火大会後に星太郎に殺到した取材と、子どもの頃からの彼の性格が関係していて……? 一方で、住み込みで働く星太郎の弟子・水森ひかり(本田翼)は他店で花火職人としてバイトに励んでおり、そのことで改めて望月煙火店の技術のすばらしさに気付いたと星太郎を諭すのだった。同じ頃、久しぶりに望月航(橋爪功)の幽霊が2人の前に現れる。やる気のない星太郎の姿を目の当たりにした航は、煙火店を畳んでしまえと毒づくが、それを受けた星太郎は、航の本心に気付き、ひかりに婚活の相談を!? そんな時、謎の女性・野口ふみか(宮本茉由)が突然、望月煙火店にやってくる。なんと彼女は、星太郎に弟子入りを志願するばかりか、いきなり結婚を申し込んで――?