pringは4月11日、個人間送金アプリ「pring」(プリン)の新規登録を6月10日に受付終了すると発表した。

  • pringが新規登録の受付を終了、サービス縮小へ

    pringが新規登録の受付を終了、サービス縮小へ

6月10日をもって新規登録のほか、公式アカウント、投げ銭、メンバーシップカード機能の提供を終了する。同日より、1日あたりの入金・送金上限を各50万円から10万円に引き下げ、残高上限も1億円から100万円に引き下げる。また、新たに入金方法や出金方法ごとに1カ月当たりの限度額が設けられる。

pringがサービスを開始したのは2018年3月。スマートフォンでメッセージを送るような感覚で手軽にお金のやりとりができる「お金コミュニケーションアプリ」というキャッチコピーを掲げ、開始当初はチャージ・送金・引き出しまですべて手数料無料という仕様が話題となった(注:2024年現在は利用金融機関や出金回数に応じて手数料が発生する)。

2021年7月に当時の筆頭株主であったメタップスの保有株すべてをGoogleが買い取り、2023年7月にはGoogleによるpringの買収が完了した。