東日本旅客鉄道(JR東日本)は5月9日12時から、ビューカードとともに、JR東日本グループブランドの金融サービス「JRE BANK」を提供開始。楽天銀行と協力で実現し、口座開設するとアプリで各種銀行サービスが使え、ブランドデビット機能付キャッシュカードも発行する。
JRE BANK(ジェイアールイーバンク)は、ビューカードが楽天銀行を所属銀行とする銀行代理業者として各種契約締結の媒介を行い、楽天銀行が銀行サービスを提供する。支店名はJREはやぶさ支店、JREとき支店、JREこまち支店。口座数の推移により、前出の順に指定されるという。
すでに楽天銀行の口座を持っている人も、JRE BANK口座を追加で開設できる。ただし、JRE BANK口座は楽天IDとの連携はできず、楽天ポイントは貯まらない。
手持ちのスマートフォンにインストールした専用アプリ「JRE BANK」、またはWebサイトから口座を開設。振込、入出金明細、定期預金、外貨預金、JRE BANKブランドデビット機能付キャッシュカード、住宅ローンといった、楽天銀行による銀行サービスを利用できる。
JCBと提携したデビットカードも発行。JCB加盟店で使うと、銀行口座から即座に引き落として支払いできる。JR東日本グループではSuicaとビューカードを決済サービスとして展開しているが、新たにJCBデビットを追加するかたちだ。
JR東日本グループで連携し、鉄道による移動や駅ビルでの買い物などでJRE POINTがたまるサービスを展開。JRE BANKのデビットカード利用に応じてJRE POINTを付与し、20歳以上は500円ごとに1ポイント、20歳未満は200円ごとに1ポイントとなる。なお、ポイントや特典を受け取るにはあらかじめJRE POINT WEBへ登録し、JRE BANK口座と連携する必要がある。
グループ連携の特典として、口座開設とJRE POINTリンク、資産残高50万円以上などの一定の条件を満たすと「JRE BANK 優待割引券(4割引)」をプレゼント(16〜24歳までは資産残高20万円以上)。
ほかにも、「どこかにビューーン! 2,000ポイント割引クーポン」や、モバイルSuica限定の「Suica グリーン券プレゼント」といった各種特典を付与する。