キャリアデザインセンターは4月9日、「職場のSNS事情」に関する調査結果を発表した。調査は3月1~14日、『女の転職type』会員361人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「職場の人に教えているプライベート用のSNS」を聞くと、「LINE」(68.3%)、「Instagram」(15.7%)、「Facebook」(5.1%)と続いた。
また「職場の人にプライベート用のSNSを教えた理由」も聞いたところ、「業務時間外の緊急連絡のため」(49.2%)、「勤怠連絡に使うため」(44.0%)、「業務に関する連絡に使うため」(41.6%)という結果に。
次に「職場の人にプライベート用のSNSを教えてよかったかどうか」を尋ねると、「よかった」(26.7%)、「どちらかというとよかった」(42.6%)と、約7割が「よかった派」となっている。
なお、「よかった」「どちらかというとよかった」と答えた回答者にその理由も聞くと、「電話、メールよりSNSのほうが楽だから」(63.8%)、「緊急連絡に適しているから」(51.7%)、「コミュニケーションを深められたから」(37.9%)などが挙げられている。
そして「職場の人にSNSを教えてよくなかったと思う理由」も聞いたところ、「仕事とプライベートは分けたいから」(94.4%)、「業務時間外も連絡がくるから」(66.7%)、「転職、退職後が面倒だから」(41.7%)と続いている。
さらに「職場の人に一番知られたくないプライベート用のSNS」についても聞くと、「Instagram」(30.9%)、「X(旧Twitter)」(30.0%)が上位に挙げられている。
なお、「職場の人にSNSがばれないように工夫していること」として、「『登録だけして放置している』と言っておく」(30代/事務・経理・人事系)、「仕事中に絶対スマホでSNSを見ない」(40代/サービス・販売系)、「登録名を実名でないものにして、アカウントを非公開にする」(20代/その他)、「電話番号などから検索されないように設定している」(40代/営業)、「LINEを教えてくださいと言われた場合は仕事の情報収集に使用しているInstagramアカウントを教えて、こちらに連絡くださいと伝えていた」(30代/サービス・販売系)などの対処法が紹介されていた。