パナソニックは4月10日、同社の検査済み再生品(保証付)「Panasonic Factory Refresh」を拡大し、直販サイトで販売/定額利用サービスを開始した。ポータブルテレビやBDレコーダー、ミラーレスカメラ、冷蔵庫が新たに加わり、2024年9月には電子レンジと炊飯器も追加する。
対象は以下の10カテゴリーで、いずれも直販サイト「Panasonic Store Plus」で取り扱う。
- 洗濯乾燥機
- 4K有機ELテレビ
- ポータブルテレビ
- BDレコーダー
- ミラーレスカメラ
- 冷蔵庫
- ドライヤー
- 食器洗い乾燥機
- 電子レンジ(2024年9月開始予定)
- 炊飯器(2024年9月開始予定)
Panasonic Factory Refreshは、パナソニックグループ製造事業部による監修のもと、「同社の厳格な出荷基準を満たした」とするリファービッシュ品。同社によれば、再生品を購入した人へのアンケート調査では総合満足度が89%となり、「価格面やSDGsの側面からみても良い買い物ができた」、「中古品と感じさせない仕上がり」などと評価されているとのこと。
リファービッシュ品の販売については、2023年12月にドラム式洗濯乾燥機と4K有機ELテレビからスタート。中古品でも安心して使えるよう、1年間の保証を適用していた。また、リファービッシュ品の定額利用サービスとして、2023年6月からヘアードライヤー ナノケア、2024年2月からは卓上型食器洗い乾燥機を提供している。今回、さらに販売ラインナップを増やすることで、リファービッシュ品販売事業を加速する考えだ。
パナソニックでは、「ユーザーが家電を安心して使い続けられることが、環境負荷への配慮にもつながる」と説明。パナソニックグループの長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」のもと、国内BtoCの製品やサービスを提供し、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」を両立させていく。