JR東海は10日、名古屋駅の在来線5番線ホーム(東海道本線下り)におけるホーム可動柵を6月14日始発から使用開始すると発表した。4・6・8両編成で運転される311系、313系、315系のドア位置に対応できる可動柵で、開口幅は最大4m強とされている。

  • 名古屋駅へ向かう東海道本線の下り列車

東海道本線の下り列車(岐阜・大垣方面)が停車する名古屋駅の5・6番線でホーム可動柵の設置が進められ、今年1月に6番線のホーム可動柵が使用開始。これに続き、5番線のホーム可動柵も6月14日から使用開始することが決まった。6番線と同様、5番線のホーム可動柵も東海道本線の快速・普通列車に使用される311系、313系、315系の4・6・8両編成に対応する。

今後、使用開始に向けてホーム可動柵本体の設置と最終的な試験等を実施。使用開始までの間、ホーム可動柵が開扉した状態となるため、監視員を配置するとともに、ホーム・コンコースで注意喚起の案内も行うとしている。