スカパーJSATは3月25日、4月12日の「世界宇宙飛行の日」に合わせて実施した「宇宙に関する意識」についての調査結果を発表した。調査は3月5日〜6日、全国の15歳〜69歳の男女1,000人を対象に行われた。
まず、いつか宇宙に行ってみたいと思うか聞いたところ、行ってみたいと思う人の割合は41.1%となった。
行ってみたいと思う人の割合を男女・世代別で見ると、男女とも10代(男性63.9%、女性57.8%)が最も高くなっている。特に、10代男性では、前回調査(53.0%)と比較した上昇幅が最も大きい結果となった。
宇宙に関する意識としては、53%が「宇宙に関心がある」、70%が「宇宙人はいると思う」、19%が「宇宙に関連した仕事をしてみたい」、75%が「地球のように人が暮らせる惑星は他にもあると思う」、44%が「人生で一回は宇宙に行ってみたい」、25%が「地球の外で暮らしてみたい」、43%が「宇宙には果てがあると思う」と回答している。
「宇宙ごみが問題になっていること」を認知している割合は59.3%となった。
4月12日が"世界宇宙飛行の日"である事の認知率は6.8%。若年層の方が認知率が高い傾向が見られ、10代・20代では10.8%となっている。
宇宙ビジネスが将来有望であると思っている人は、57.5%。男女・世代別に見ると、有望だと思う人の割合は、60代男性(71.1%(が最も高くなり、40代男性(69.0%)、50代男性(67.5%)が続く結果となっている。
宇宙船に乗って宇宙旅行(1週間)に行ってみたいと思える上限金額について聞いてみると、平均は229.6万円となった。前回調査から20万円増となっている。
宇宙旅行で超大型宇宙施設に長期滞在する際にあってほしい施設やサービスを尋ねると、1位「病院・クリニック」、2位「温泉・大浴場」、3位「レストラン・カフェ」、4位「展望デッキ」、5位「コンビニ」という結果に。10代では「コンビニ」「映画館」、50代・60代では「病院・クリニック」「温泉・大浴場」が高い傾向が見られた。
宇宙旅行を一緒に楽しみたい有名人については、1位「大谷翔平」、2位「明石家さんま」、3位「大泉洋」、宇宙人と交渉するときの地球人代表にふさわしい有名人は、1位「大谷翔平」、2位「ドナルド・トランプ」となった。