家庭での園芸をもっとわかりやすく、誰でも楽しく
「自然暮らし」は、「植物を想い大切にする、そんな暮らしが好きな人の時間を充実させたい」という願いから生まれた園芸資材のD2Cブランド。2023年1月にブランドを立ち上げ、同5月にECサイトを開設した。用途や作物ごとに「肥料セット」を取り扱っているほか、土壌改良材や有機液肥などの資材も取りそろえている。
特徴的なのが、家庭菜園向けの肥料セットに同梱(どうこん)している「肥料カレンダー」で野菜ごとの肥料の適量やタイミングなどが一見してわかる点だ。日東エフシーの渡辺浩史さんがこう説明する。
「今や、多くの家庭菜園やガーデニング向け肥料が販売されていますが、意外にも施肥量やタイミング、まき方などを詳しく説明しているものは少ないのが現状です。私自身も植物を育てるのが好きで、さまざまな商品に触れてきましたが、使い方がわかりにくいと感じる場面は少なくありませんでした。例えば、これまでの肥料には施肥量などがグラム数などで記されてはされているものの、露地栽培であれば面積、プランターや鉢の栽培であれば大きさに応じて利用者が必要量を脳内計算する必要があるなど、ユーザーが求める情報とメーカーが提示できる情報にギャップがありました。そうした状況の園芸資材をもっとわかりやすく、誰でも楽しめるものにできないかと立ち上げたブランドが『自然暮らし』です」
この言葉通り、「自然暮らし」では栽培する場所や広さのほか、植物をどう栽培したいかなどの意向に合わせて、最適な肥料セットを購入できる。家庭菜園向けの肥料に同梱している「肥料カレンダー」では、育てたい野菜の栽培面積や肥料の種類によって異なる施肥量やタイミングを解説しており、初心者や経験のないユーザーでも難なく使いこなすことができそうだ。このほか、種まきや植え付けに関する情報が載ったカレンダーも付属しており、栽培方法で疑問が生じた際にも安心だ。
育てたい植物や趣向に合わせ、7種類の肥料セットを展開
家庭菜園向けの肥料セットは、野菜の種類や趣向に合わせて7種類ものラインナップを展開している。
例えば、これから家庭菜園を始めてみたいと考えている方には「ワイドベーシックセット」がおすすめだ。通常の固形肥料よりも細かい「細粒」の形状で均一にまきやすく、肥料焼けのリスクが低いなどの特徴がある。
有機入りの肥料を用いて作物を作りたいと考えている方には「有機ダブルセット」がおすすめ。有機成分と化学肥料の緩効性と即効性を併せ持ち、施肥しながら地力アップを見込める。有機特有の臭いも少なく、ベランダ菜園などでも幅広く活躍してくれそうだ。
パンジーやビオラなど多くの草花向けの「ガーデンフラワー用肥料セット」、トマト栽培に特化した「トマトおすすめセット」など、植物に応じたラインナップも顔をそろえる。
肥料セットの内容は、元肥と追肥(一部、兼用)のほか、不足しがちな微量要素を補給するミネラル材。「家庭園芸向けの肥料といえば、元肥と追肥が一緒になっている商品がほとんどですが、『自然暮らし』では育てる楽しみや生き物に向き合う醍醐味(だいごみ)を味わってほしいため、あえて植物の生育に応じて元肥や追肥を使い分ける形にしています。その方が植物の育ちが良いと言え、より多くの方に成功体験をしていただきたいと考えていることも理由の一つです」(渡辺さん)
適切な肥料や使い方が明快に。初心者にうれしいコンテンツと便利機能
自身の趣向に適した肥料は、サイト内グローバルナビゲーションの「ぴったり肥料診断」で確認することができる。設問に対してYESかNOを回答することで、自らのライフスタイルや趣向にあった肥料がわかるため、肥料選びに悩む必要はなさそうだ。
施肥量やタイミングは「肥料カレンダー」で確認できるほか、「」を活用することによって、よりスピーディーに自身の栽培環境に応じた施肥量の目安と回数を求めることができる。栽培初心者はもちろん、多品目を手掛けるユーザーにとっては特にうれしい機能だろう。
「『自然暮らし』では、あなたと植物との暮らし、植物と過ごす時間を大切にしたいという想いから生まれたブランドです。植物を育てる環境や方法はさまざまですが、植物と植物を育てるあなたにとって最良となるような資材や栽培情報をご提案していきたいと考えています。ぜひ『自然暮らし』であなたと植物との時間が素敵なものになりますようお役立てください。」と渡辺さん。
肥料セットや土壌改良材などはから購入できるほか、でも注文することが可能。
公式Instagramでは栽培方法などのお役立ち情報を配信しており、不定期でキャンペーンなども実施している。
家庭菜園やガーデニングをこれから始めてみようと考えている方はもちろん、レベルアップしたいと考えている方、新たな野菜や草花、観葉植物にチャレンジしたいという方にとっても、頼もしい“相棒”になることは間違いないだろう。