パナソニックは4月8日、液体洗剤・柔軟剤に加えて、「おしゃれ着洗剤」か「酸素系液体漂白剤」を自動投入できる「トリプル自動投入」機能を、タテ型にも新搭載した「NA-FA12V3」ほか、全自動洗濯機計8機種を発表した。
6月上旬に発売する。価格はいずれもオープン。店頭予想価格は140,000円前後からで、最上位となる「NA-FA12V3」は245,000円前後の見込み。
今回新たに発売されるのは、洗濯・脱水容量が12kgの「NA-FA12V3」、同11kgの「NA-FA11K3」、同10kgの「NA-FA10K3」と「NA-FA10H3」、同9kgの「NA-FA9K3」、同8kgの「NA-FA8K3」と「NA-FA8H3」、同7kgの「NA-FA7H3」の8機種。
同社のドラム式洗濯乾燥機「LX」シリーズに2021年から搭載している「トリプル自動投入」機能は、洗剤用の3つのタンクを搭載し、3番目のタンクを「おしゃれ着洗剤」か「酸素系液体漂白剤」に切り替えて自動投入できるもの。今回、タテ型新モデルの「NA-FA12V3」と「NA-FA11K3」に搭載された。
また、新たに搭載した「時短コース」は、短い時間でもしっかり洗えて日常使いに適する。すすぎは2回なので、すすぎ1回用洗剤以外も使用可能。運転時間はおまかせコースよりも約17分短縮した約24分で、約10Lの節水になる。
さらに、スマートフォンで操作可能な「スマホで洗濯」に、アプリ専用コースとして「レースカーテン」コースと「パワフル滝すすぎ」コースが追加された(NA-FA10H3、NA-FA8H3、NA-FA7H3は「スマホで洗濯」非搭載)。
NA-FA12V3の主な仕様は、洗濯・脱水容量が12kg、乾燥容量が槽・風乾燥:化繊2kg、標準使用水量が定格洗濯時で約150L。
消費電力は電動機(洗濯時)が約495W、湯沸かし用電熱装置が約1,000W。定格洗濯時の消費電力量は約98Wh。定格洗濯時の目安時間は41分。運転音は洗濯時が約37dB、脱水時が約39dB。
本体サイズはW643×D694×H1086mm、重量は約55kg。ボディ色はホワイト。